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映画で時間をつぶすことの難しさ、適正料金

 今日は2件取材が入っていた。1件目の取材は、飯田橋、14時スタート。2件目は、麹町、19時スタート。
 1件目の取材は、1時間弱で終了。時計を見ると、次の取材までには4時間ほどある。こういうときの時間のつぶし方には、結構悩むものだ。
 まずは、近所の書店に入って「ぴあ」を立ち読み。映画でも見ようと思ったのだが、これがなかなかうまく行かない。飯田橋周辺では見たい映画がかかってなかったので、新宿まで出ないとダメ。ところが、飯田橋から新宿の映画館までの移動を30分、新宿から麹町の取材先への移動を30分と見積もると、17時40分~18時にスタートする映画でないと取材に間に合わないのだ。しかし、あいにくその時間帯には見たい映画はゼロ(本当は「バーシティ・ブルース」を見たかったんだけどな。「バッファロー'66」に続いてのフットボール映画。次は、「天国からきたチャンピオン」のビデオでも見るか? 「レッズ」のウォーレン・ビーティは大好きだし)。ったく、使えない……。

 今日読んだ「日経エンタテインメント」の中で、「映画の適正料金はいくら?」というアンケートの結果が掲載されていた。読者からの回答の平均値は、1149円だそうだ。
 ふ~ん、僕にとっては、この金額だって高いくらいだ。見たい時間に見たい映画が見られない、映画館では携帯や時計のアラームを鳴らすバカ野郎がうじゃうじゃいる、隣の人に気を使いながら狭い椅子に2時間以上も座ってなきゃいけない、そんなデメリットばかりの映画鑑賞に、どうしてレンタルビデオの6倍ものお金を払わなきゃならないのかなあ。納得できん。僕なら、映画の適正料金は600円くらいだと思うけどな。せいぜい、レンタルビデオの2倍。「ドトール」のコーヒー3~4杯分。
 そう言えば、飯田橋駅前に「マンガ喫茶」があったなあ。こちらの方は、時間帯もコンテンツも完全にオンデマンド。看板を見ると、食べ物飲み物の持ちこみも自由なのだそうだ。こんなにユーザーフレンドリーな業態なのに、1時間の料金は300円。やはり2時間で600円だ。映画もそのくらいの料金設定にならないと、なかなか映画館に出かける気にならないと思うんだけどなあ。


 余談だが、プレステ2には別売のハードディスクが用意されているらしい。こちらの容量は、最低50GBという目もくらむようなものになるようだ。これって、明らかに映画やテレビの配信を想定しているよな。CATVを通じて映像を配信し、ハードディスクに保存して鑑賞する。必要ならDVD-RAM(いや、ソニーだからDVD+RWとかになるんだっけ?)に録画しておくこともできる、っていう。スゴイ話だ。
 こういう競合も出てくるのに、いまだに1800円の料金で工夫のない商売している映画館って、なんだかなあ。


 というわけで、映画はボツ。マンガ喫茶に入ろうとも思ったが、独特の雰囲気にちょっと気後れがして、結局書店と散歩と喫茶店で時間をつぶすことに。

 四谷の喫茶店で、読みさしだった「面白すぎる日記たち~逆説的日本語読本」(鴨下信一/文春新書)を読了。今僕は、自分専用の日記と、ここにアップしている「ノート」をつけているので、非常に参考になったし、面白い本だった。また、この本を読んで、記録と伝達という両面性を持っている「ウェブ日記」という存在に、さらに興味を深くした。

 その後、最近エネルギーダウンしている自分を少し元気付けようと思って、麹町の書店で本を無理やり買いこむ。「戦争論」(多木浩二/岩波新書)、「政・官・財(おえらがた)の日本語塾」(イアン・アーシー/中公文庫)、「存在の耐えがたきサルサ」(村上龍対談集/文芸春秋)、「俺、南進して。」(荒木経惟・写真、町田康・小説/新潮社)、「7日間でマスターする レイアウト基礎講座」(視覚デザイン研究所)の5冊。
 帰りの電車の中で、早速「戦争論」を読み始める。

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1999年10月04日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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