昼過ぎに家族で外出、津田沼の大塚家具でローボードを購入する。しかし、家具を買うっていうのはなかなか難しいことだよなあ。部屋に合う色合い、圧迫感を感じさせない形と大きさ、利便性……いろんなことを考えなくっちゃいけない。そうだなあ、大塚家具の方で、部屋に家具を置くとどんな見え方になるのかが3D&ヴァーチャルにわかるソフトウエアを開発してくれるとありがたいなあ。CADソフトを改良するとかして、何とかできないのかしら?
津田沼から、船橋市行田公園近くにある義父の部屋に寄り、昼食。その後、公園で子供たちを遊ばせ、夕方になって帰路に就く。途中、ビデオ屋で「Xファイル シーズン・シックス 10」「ソナチネ」「踊る大捜査線 ザ・ムービー」を借りて帰宅。
夜、家族が寝静まってから、「Xファイル」と「踊る……」を見る。
オックスフォードを首席で卒業し、FBIナンバーワンの心理分析官と目されていたが、今ではオカルトチックな事件ばかりを追い掛け回してすっかり「スプーキー(変人)」というあだ名が定着してしまったモルダー。優秀な営業マンとして働いていたが、刑事に憧れて転職、いつも事件を呼びこんでしまうために上司からは煙たがられている青島。どちらも、僕の理想のタイプである「知識と柔軟性と遊び心を持ち合わせている変人」に合致する。同様に、スカリーもすみれも、僕の好みのタイプ「田舎の生真面目な学級委員」って感じ。どちらの作品も、主人公の男女が、僕にとっては魅力的なのだ。
「Xファイル」はすっかりコメディ路線が増えて、もう完全にキャラクターで遊んでいる感じ。ま、僕は別に超常現象とかUFOなんかに思い入れはないから、モルダーとスカリーに寄っかかったエピソードでも構わない。でも、たまにはモルダーの推理が難事件を解決、そんなお話が見てみたいなあ。今回も、なんだかその辺で欲求不満を感じた。
「踊る……」の方は、それほど期待もしてなかったので、逆にそこそこ楽しませてもらった。織田裕二と深津絵里って、貴重な役者だよなあ。「アクター」「アクトレス」って表現で呼べるからな、日本の役者には珍しく。
今って、俳優としての訓練を受けてない人たちが、どんどんスクリーンやブラウン官に登場してるわな。また、役者という名前はついていても、演技に関する技術が身についてない人が目立つ。で、彼らは役を演じる(=アクター)のではなく、自分を演じる(=キャラクター)ことがほとんどだ。そうだなあ、典型的なところでは、高嶋政伸とか浅野温子あたりかな。彼らは、どんな映画・ドラマに出ても、毎回同じスタイルで演じるのみ。自分をなぞって、再生しているだけなのだ。
ところが、織田裕二にしても深津絵里にしても、役に応じて演じわけるという基本的なことができてるもんね。「卒業旅行~ニッポンから来ました」みたいなバカ映画から、「振り向けば奴がいる」みたいなところまで、織田裕二の芸域ってけっこう幅広い(質については議論があるかもしれないけどさ)。深津絵里についても、同じことが感じられる。
ところで、「踊る……」に出ていた小泉今日子、あれ、「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクター博士そのまんまだよなあ。制作側はパロディのつもりかもしれないけど、でもなあ……。パロディっつうのは、元のイメージとの落差ってところに命があるので、元ネタそのまんまってのは単なるマネ(パクリとまでは言わないけどさ)だと思うんだけど……。あと、エヴァンゲリオンを強く感じる演出といい、スタッフは多分、若いんだろうなあと想像した。
比較のため、近々に「エヴァ」と「パトレイバー」のビデオを借りてきてみようと思うが、とりあえずは書棚にあった「レッド・ドラゴン」(トマス・ハリス/早川書房)を斜め読みしてからベッドに入る。