東京大学野球部の女性ピッチャーが、新人戦に登板したという話題がテレビやラジオでたくさん流されていた。なんだかちょっと、かわいそうな感じだったなあ。
彼女が投げたのは、全部で6球。すべてがストレートだったそうだ。で、結果は1人のバッターに対して、2-3からのフォアボール。これで交代。
テレビで彼女のピッチングを見たが、リトルリーグレベルという感じ(もちろん、トップクラスの小学生、例えば小学時代の松坂大輔とかには全く及ばない)。スピードは、最速で104km/hしかでてなかったっていうしなあ。俺が投げた方が速いぞ。東大野球部のレベルがどれほど低いかは知らないが、また、新人戦がどれほどのレベルかも知らないが、でも、さすがに最速104km/hのピッチャーが登板できるってほどレベルが低いことはないだろう。おそらく、彼女以外の野手全員が、104km/h以上の球を投げられるに違いない。
とにかく、彼女は女性であるがゆえに、新人戦での登板機会を与えられたわけだ。これって、彼女にとっては、逆に辛いことなんじゃないだろうか? 彼女は、女性だけで編成されている野球チームではなく、あえて普通の野球部に入部した。つまり、男性のチームメイトと同じスタートラインに立って、ライバルと実力を競うことを選んだわけだよなあ。なのに、「女性であるがゆえ」に試合に出ることができたというのは、いかにも辛そうに思えるのだが……。
しかも、マスコミが大々的に取り上げちゃうし。女性ピッチャーが投げることって、そんなに大したニュースか? そりゃあ、これまで大学(しかも六大学)の野球部で女性ピッチャーが投げたなんてこと、あんまりなかっただろうけどさ、でもなあ。
僕なんかは、女性が女性であるがゆえに特別なチャンスを得るってことは、あまり気持ちのいいこととは思わないし、それ以上に、そのことをマスコミが大きく取りあげるってことは不愉快だ。だって、それは男性に対する逆差別だと思うし、逆に女性に対しても、なんだかバカにしているような気がするもん。
まあ、彼女が試合に出られたのは、新人戦だからなのだろう。現在のようなピッチングをする限り、リーグ戦などの公式戦(新人戦も、まあ一種の公式戦だとは思うけど)に登板することはないだろうと思う。だってなあ、絶対通用しない、っていうか、全然レベルが違うんだもん。それとも、実は東大って、野球部員が12~3人くらいしかいなくて、彼女が投げないとどうしようもないとか……。でも、彼女が投げたら、いつ試合が終わるかわかんないしなあ。
って言ってるうちに、なんとその彼女が水原勇気みたいになったりすると、それはそれで面白いけどなあ。