夜中に思い立って(というか、酔った勢いで)本の整理を始めた。さしあたって読むことのない文庫本を中心に、プラスティックのボックスに放り込む。カミュとかトルストイとか、太宰とか芥川とか、そんな高校・大学時代に読んだ本がわらわらと湧いてきて、懐かしい気持ちになる。
とりあえず、800冊ほどの文庫本を箱詰め。本棚がかなりすっきりする。
朝日が昇るころ、昨日録画しておいた、サッカーの「オランダ代表対アルゼンチン代表」のテストマッチを見る。どちらも良いチームだなあ。こういう試合を見た後は、日本代表ってまだまだだよなって思っちゃう。
特に、オランダのGKファン・デル・サール、素晴らしい。あんなに足技が安定しているから、ディフェンダーも安心してボールを預けられる。川口なんてまだまだ、楢崎なんて足元にも及ばない、と言うより、相馬とか秋田などA代表のフィールドプレイヤーにしたって、ファン・デル・サールほどのテクニックを持っている選手は少ないんじゃないか、そんな風に思えたほど。
ブラジル、イタリア、スペイン、イングランド、アルゼンチン……。サッカーの世界は広いが、オランダのサッカーは僕にとっては格別だ。大きくて、強くて、速い。グラウンド全体をフルに使ったパス回しのスピード感は、まるでNBAを観戦しているような錯覚に陥るほど。そして、見事なパス回しを可能にする球捌きの能力、なかでもトラップの正確さ。シュートみたいな勢いのボールが足元に入って、ピタッと止まるのを見ては、もはや「ふえ~っ!」なんて間の抜けた感嘆詞しか出てこない。
でも、あれだよな、オランダリーグにはもはや、オランダ人の大物選手はほとんど残ってないんだってね。クライファートやコクーなどスペインリーグに行ってる選手は多いし、ベルカンプやオーフェルマルスはアーセナルだ。ダービッツは、……セリエAだったよな(どこだったっけ?)。そうそう、ファン・デル・サールもアヤックスを出たんだよね、確か(余談だが、リトマネンもアヤックスを出てバルサ入り。ホント、アヤックスって誰もいなくなっちゃったよなあ、と思ってたら、ヌワンコ・カヌーの弟が、なんとDFとしてアヤックスデビューを飾ったというニュースもあり!)。
そんなことを考えながら、勢いで「UEFAカップ3回戦 アーセナル対ナント」戦を見る。ベルカンプ、上手い! カッコイイ! カヌーも相変わらず妖しい。この試合も面白かった。しかし、カヌーと交代で出てきたのがスーケルで、こりゃあ豪華だなあって感じ。ACミランで「ボバン→レオナルド」っていう超豪華な交代パターンがあるけど、それに引けを取らない。