久しぶりに、朝の9時過ぎという(今の僕にとっては、比較的)まともな時間に起床。仕事にちょっと取り掛かってみるが、見事なくらいの正月ボケ。キーボードに乗せた手が、全く動かない。諦めて、ビデオを見たり、友人のIさんに電話をしたり。
Iさんは、G4Macを買ったそうだ。それまで使っていたクアドラ+PowerPC601カードに比べて、やっぱりバカッ速らしい。いいなあ。僕もちゃんと仕事して、早いとこMac買わなきゃ。
15時過ぎに家を出て、床屋で髪を切る。
僕は、髪を切りに行くのがとにかく面倒くさい。別に床屋が嫌いっちゅうわけでもないし、髪が伸びるのはうっとうしくもあるのだが、でもなんだか髪を切るためにわざわざ外出するのが億劫になってしまうのだ。もちろん、僕が出不精であることや、外が寒いことなども関係しているのだろうが、その他にも理由がある気がする。
例えば、ヘアスタイルのオーダー。あれがなんとも苦痛だ。
自分の容姿はたいしたもんじゃあないってことは良くわかってる。その上、別に髪型に対するこだわりもない。だから、床屋さんが「どうします?」って聞いてくると、返事は決まっているのだ、「3~4センチくらい短くしてください」。で、「もみ上げはどうします?」には「普通でいいです」。心の中で(普通ってなんだよ?)なんて突っ込んだりすることもあるが、決して口には出さない。
小心者だよなあ、我ながら。
これでも、子供のころに比べると、ずいぶん良くなったもんだ。昔は、文房具屋でシャーペンを買うにも緊張してさ、お金を払ってお釣りをもらったらすっかり動転してしまい、商品をカウンターに置きっぱなしにして店を出てしまったりするようなガキだった。多少自分に自信の持てる分野なら、まだ僕らしく振舞うことも可能なんだけど、コンプレックスを強く感じざるを得ないような環境になると、もうすっかりアガッてしまったんだよなあ。
多分、今でも床屋に入ったり服を買いに行ったりするとちょっとだけ緊張してしまうのは、その名残なんだろうなあ。
髪を切ってから、銀行と書店に寄り、夕方になって帰宅。昼前に、妻が子供を連れて実家に遊びに行ったので、カップラーメンをすすりながらテレビを見る。と、千葉テレビで「八甲田山」を放映しているのを発見。ヒマに任せて、そのまま見入ってしまう。
夜になってようやく原稿に着手。しかし、ダラダラとしか進まず。
深夜になって、今度はフジテレビの「幸せの黄色いハンカチ」にチャンネルを合わせてしまう。
しっかし、高倉健、カッコイイ~! 泣かせる! セリフを喋らない時間帯のオーラが、やっぱり他の役者とは違う感じだもんなあ。高倉健が出てる他の映画を、何か見てみようと思っちまったぜ。
今日届いた年賀状のなかに、こちらからは出してない人の名前を5人も発見! 急いで返事を、と焦ったが、白紙の年賀状が手元に一枚もないことに気づく。こりゃあ、返事を出せるのは明日だなあ、まだ年賀状って売ってんのかしら……。
しかし、僕のところに届く年賀状のうち、1月1日に着いたのって全体の3分の1くらいじゃあないのかなあ。ま、この時期に年賀状が届くってのは、良くわかる。
雑誌の仕事をしていると、12月25日前後って一番忙しい時期だ。いわゆる「年末進行」ってヤツ。編集者もデザイナーもライターも、なんとか12月27、28日あたりまでに仕事を終わらせようと思って、必死こいて働いてる時期。当然、年賀状なんて書いてる余裕はない。仮に、物理的に時間があっても精神的な余裕がないし、大体、余裕があるくらいなら忘年会にいくっての。
というわけで、年賀状を書くのは12月29日スタートってことになるのだ。超特急で宛名書きをして、投函するころには、もう一年はすっかりどん詰まりになっている。そりゃ、元日に年賀状が届くわけがないって。
かく言う僕も、今年の賀状は29日に投函。僕の年賀状も、今ごろ誰かのところにたどり着いて、「あ、白谷のところなんて年賀状出してねえよ! しょうがねえ、返事書くかあ、ったくめんどくせえ……」なんて事態を起こしているのかもな。
一応謝っときます、ごめん。