14日までに書けばいいと勘違いしていた原稿が、実は7日アップだったことが判明。6日の朝からあたふたと取り掛かり、7日の朝までになんとか書き上げる。
睡眠不足の目をこすりながら、昼過ぎに新宿へ。電車内で「Number PLUS 第4巻~競馬 黄金の蹄跡」を読んだ。
僕が競馬を見るようになったきっかけは、ゲーム「ダービースタリオン」だった。名作ソフト「ベストプレープロ野球」が大好きだった僕は、同じ人(言わずと知れた園部博之氏、っつうても当時は全然知名度低かったと思いますけど)が作ったゲームがあるということで、暇つぶしに買ってみようかって思ったのだ。競馬なんて全然興味なかったし、ギャンブルが好きだっつうこともなかったんだよな。
ところが、プレイしてみると面白い面白い。聞いたことのある馬の名前は、せいぜいシンボリルドルフとミスターシービー、そしてハイセイコーくらい。「ハイペリオン」や「ナスルーラ」や「グレイソブリン」や「ネイティブダンサー」や「ノーザンダンサー」、あるいは「ノーザンテースト」や「リアルシャダイ」や「マルゼンスキー」や「サクラユタカオー」、そんなところも知らない僕だったのだが、見事にハマってしまった。当時半同棲状態だった彼女の部屋で夜中ずっとダビスタをやり続けて、「ここは私の部屋なのよっ、ゲームばかりされるとイライラするっ!」なんて深刻な喧嘩をしてことも何回かあるったなあ。
競馬に興味を持った僕が手始めに買ったのが、ダビスタの攻略本。次は、Numberの競馬特集号。やがて、「Gallop」などの専門誌を買ったり、週末の競馬中継を見るようにもなった。今では、メジャーな馬の名前くらいは把握している僕だ。馬券は買わないけど。
今競馬場に通っている30代以下の男の中で、こういうヤツって意外と多いんじゃないかと思う。昔からのファンは、「けっ、ダビスタ上がりが」なんて思ってるだろうけど、でもこういう入り方もOKなんじゃないのかなあ? 他にも、「サカつく」から入ってサッカーファンになるとか、「グランツーリスモ」で気に入った車を、実際に買ってみる、とかさ。
(余談だけど、マンガには多いパターンだよね。「哭きの竜」読んでマージャン始めたり(で、雀荘とか友達の部屋で「ふっ」っとか言ってたりするんだ。くえぇ~っ、迷惑だなあ~)、「美味しんぼ」読んで料理に凝りはじめちゃった知り合いは多いもん。)
優れたゲームってのは、この世の中に存在するいろいろな楽しみを、手軽に体験させてくれる。だから、ゲームを入り口にしてある分野にのめりこむって流れは、全然アリだと思うんだよな、僕は。
なので、願わくばNFLファンの僕としては、「テクモスーパーボウル」(でなくてもいいんだけど)の続編のリリースを、切に願っていたりするのだが。
新宿での取材は16時過ぎに終了。南新宿の紀伊国屋書店に寄って、仕事のための資料と、「Number PLUS 第5巻~格闘者 魂のコロシアム」(文芸春秋社)、「浅草キッドの芸能界地獄の問題集」(浅草キッド/青心社)、「笑芸人」(高田文夫編/白夜書房)を購入。「笑芸人」はどこの本屋に行っても売り切れだったし、「浅草キッドの……」なんかは、もう絶版になったと思ってたのに、どちらも入手。さすが紀伊国屋だ。
しかし、紀伊国屋書店のあたりって、どうしても南新宿って言っちゃうんだけど、地理的には代々木だよなあ。住所的にも、JR新宿駅南口を出て甲州街道を渡ると、すぐに「渋谷区代々木」だしさ。
帰りの電車の中では、「電脳農奴解放ジャーナル Vol.2」を読む。
友人のIさんが作っているサイトで、「ルールとマナー」というテーマの文章が掲載されていた。実は、僕も偶然、ちょっと前に同じテーマで考え事をしていたのだ。
僕が考えていたのは、例えば高速道路で時速100kmで走るのがルール、時速120kmで周りの流れに逆らわず乗るのがマナー、なんてことだった。現代日本、特に都市部で心地よく生活するためには、ルールよりむしろマナーが大切、なんていう、極めて常識的な発想。
ところが、Iさんの方が考えていたのは、さすがに一味違う内容。
僕は基本的に、常識家なのだ。でも、それではいかん。やっぱり、僕も、人と違うことを考える訓練をしなくちゃいかんですなあ。
マリノスの城がスペインリーグへ移籍。活躍できるといいけどなあ。
日本人のMFは、多分世界に通用するはず。中田はもちろん、名波だってちゃんとやってるし、小野も中村俊輔も、あるいは稲本や伊東輝にしたって、全然やっていけると思う。DFにしたって、何人かの選手は海外のリーグでもやれるんじゃないのかな。
でも、FWはどうなんだろうなあ?
これで城が成功すれば、ホントに日本のサッカーって、ひとつの壁を突き抜けられると思う。ぜひ頑張って欲しいなあ、城には。
ただ、城には2つの不安がある。1つは、わずか半年だけの契約ってところ。前園がブラジルに行っても、契約期間の短さやレンタル移籍という形態が不利を招いた。城も、スペインで「お客さん」扱いされないといいんだけど……。
もう1つの不安は、城が周囲からの後押しを受けて海外に出ること。もちろん、それはそれで素晴らしいことでは有るんだろうけど、でも、中田があれだけの結果を出したのは、あるいはメジャーリーグに行った野茂や吉井、伊良部が活躍できたのも、彼らには帰る場所がなかったからだと思うのだ。「日本にはもう戻らない、戻れない」という意識が覚悟につながったからこそ、あれだけ働けたのではないのかなあ? だとすれば、城、大丈夫なのか?
とりあえず、1週間か2週間以内に、城は試合に出る雰囲気だ。ぜひその試合を見てみたいな。