浜松町での取材を終えた後、新橋まで移動するのに、気分を変えてJRではなくゆりかもめに乗った。
窓から、勝どきとか晴海、築地のあたりを眺めていた。見慣れない高層ビルがいくつも並んでいる、レールの下を見るとハイウェイに車が鈴なりになって連なっている。すると、なんだか自分が、見知らぬメガロポリスにいるような錯覚。そうだ、僕が今いるのは、数百万人の人が集まっている街なんだ、と少し感慨を覚える。
普段は別段意識もしないが、東京は世界でも有数な集積都市なんだよな。いろんな人が集まって、いろんなやり取りをしてる。肩を並べて歩き、すれ違っている。
これって、かなり貴重な体験なのかも、などとも思う。
たった一駅の間だったが、楽しい時間だった。
ところで、夕方携帯を見てみたら、液晶画面の下の方に、知らないうちにハートマークが表示されていた。どういう意味だ? この携帯、オレに惚れたか?
なにしろ、携帯電話の機能の、おそらく5%くらいしか使ってない僕。どのボタンを押しても、ハートマークは消えやしない。なんなんだ?
今日、久しぶり(と言っても3日ぶりくらいか)に中田のホームページに接続できた。この1~2日、多分膨大なアクセスが集中したからなんだろう、ずっとページが表示されない状態だったんだよな。で、RealPlayerで中田がコメントしている画像も見た。
とにかく、ローマ行きがちゃんと決まって良かったなあ。
中田は「使われる」より「使う」タイプ。
ペルージャでのファーストシーズンでは10得点もたたき出しちゃって、おかげでFWでプレイする時間もあったほどだが、彼の最大の長所は得点力じゃないもんな。中田の一番の武器は、広いフィールドビジョンと判断力の速さ。であれば、自分がペナルティエリアに飛び込むよりも、ゴール前のスペースに決定的なパスを出してFWに仕事をさせる方が、より活きると思うんだよな。
ペルージャではラパイッチとイブライム・バがいたけど、ローマではもっと上手くて速い相棒と組めるかもしれないし、それに弱体ディフェンダーが無意味なロングボールを連発して、中田の頭の上をボールが飛び越えてしまうという事態もも減るだろう。そうすれば、彼の長所も、もっと活きてくるはず。
それから、ローマではボランチとして起用されるかも知れないらしい。これも、悪くないニュースだと思う。確かに、得点やアシストの数は、トップ下のポジションをやるケースより減るかもしれない。でも、今のサッカーって、ヘソはボランチだからなあ。ここでちゃんと仕事をすれば、中田の評価はまたアップするだろう。また、中田がボランチでいけるとすれば、日本代表だって助かるぞ。小野と中村俊輔が、中田と一緒に使えるんだから。ま、稲本も伊東輝もいるし、みんながみんな同じピッチに立てるってことでもないと思うけど、でも、ドーハの時、都並が怪我したら誰もいなかったって悲しい状況は、これで避けられる。
それに中田って実は、ボランチ向きだと思うんだよな。ペルージャで何度も見せていた、低い位置からのドリブル突破。大きな展開ができる正確なパス能力。少々のチャージでは倒れない強さ。これで守備力を磨けば、ホントのホントにスーパーな選手になれるのでは? 例えばデシャン、例えばベーロン、例えばダーヴィッツ、例えばドゥンガ。
ま、トッティと争ってトップ下をやってもらっても、それはそれでいいよな。うん。どっちに転んでもいい。
しかし、中田、名波、城、小倉(Number最新号は、小倉のインタビューが読みたくて買っちゃった。彼にはホント、成功して欲しい)、前園……。みんな海外に出て行くよな。素晴らしい。Jでダラダラ試合してるより、海外でオヤジの罵声を浴びながらボールを追った方が、絶対にいいって。
だから小野もねえ、ホントはプレミアリーグかスペインに行って欲しかったのだが。増してや、今シーズンはJ2だからねえ。
ただ、今年の小野は、シーズンの半分くらいは日本代表に召集されてるらしい。それで、『小野は「浦和レッズ所属」ではなく、「日本代表所属」ってことなので、レベルの低い試合に慣れてしまうと言う事もないのでは』という意見もある。なるほどねえ、だったらまあ、いいのかなあ?