昨夜から熱を出していた長女の状態が、良くならない。朝の時点で39度2分。昨日書いた文章じゃないが、こういうときに限って妻は深夜残業だったりする。幸い僕の方はスケジュールが立てこんでない状態なので、今日はもう仕事はいいや、と諦めて看病態勢に。
11時頃熱を計ると、40度1分。熱が引く気配がない。行き付けの病院に電話をしてみるが、月曜日の午前中、しかもインフルエンザの子供が続出ということで、ひどく混んでいるとのこと。長女は熱のわりには元気だったので、病院で長々と待つよりは自宅で寝てた方がマシだと思い、とりあえず熱冷ましのために座薬を使っておく。
長女のうたた寝の間に、取材のアポ入れ。いくつかの教育機関に電話を入れたのだが、そのうち1ヵ所は「Aさん? いませんよ! 休み。えっ、明日は来るか? わかんないね」との対応。もう1ヵ所では、担当者が電話中だったらしく、「ちょっと待ってください」と言われてから4~5分、そのままでほっとかれてしまった(しかも保留音なし)。
よく、学校の先生って世間知らずだって言うけどさ、やっぱそれってあるよねえ。キャンパスっていう閉じた世界から出なくても、それで生きていけちゃうってのはマズイと思うんだけどな。「教員免状は30歳以上にしか出さない」というシステム、必要だと思うんだけど。
昼食に作った卵粥にもほとんど口をつけなかった長女が、14時過ぎになって「そろそろ病院に行こうか」と言い出す。病院に電話を入れると、今は比較的空いているとのこと。急ぎ支度をして外出、30分ほど待ってから診察を受ける。と、予想通り風邪との診断。抗生物質と解熱剤を処方してもらい、16時頃帰宅。
しっかし、僕がフリーランスで、しかもヒマなライターだったから良かったけど、両親ともに多忙、しかもなかなか有給も取れないような職場に勤めてたりすると、子供が熱を出すとツライよなあ。病児保育の制度ってのは全然整備されてないし、近所の友人に預けていくってことも、なかなか難しいもん。
僕の友達には、フリーライター同士のカップルとか、ライターとカメラマンのカップルとかが何組かいるけど、多分みんな子供を作ることに躊躇しちゃうところが大きいと思うんだよな。ウチみたいに、妻の実家(ドアトゥードアで30分ちょっと)や僕の実家(こちらは1時間あまり)のヘルプを期待できるところでさえ、時にはしんどいことが多い。これが、実家から遠くはなれて住んでるカップルだと、そりゃ育児とキャリアを両立するのって大変だよ。
出生率は、ここ数年低下する一方。そりゃそうだ、だって安心して子供を育てられる環境がないんだもん。
例えば今、土地が値下がりして困っている人たちがたくさんいるけど、だったらさあ、育児しやすい社会環境を作るために公的な投資をしたらどうだって思う。だってさ、出生率が下がれば日本の人口は減る。人口が減れば、土地は余る。土地が余れば、地価が値上がりするわけないじゃない。
道路や橋を作るより、病気の子供を保育する施設を作って、十分な看護婦と保育士を配置してやる方が、実は地価下落を止められるかもしれないのにさ、そういう発想をする政治家や役人、僕、見たことない。
そうそう、発想で思い出した、今日の朝刊に出ていた吉野川の可動堰の話題。堰の建設計画に反対多数という結果が出たのに対し、中山建設大臣が「(住民投票は)民主主義における投票行為の誤作動」ってコメントしてたらしい。これはビックリこいたね。「愚民が投票したってろくな結論出るわけない」って、こないにはっきり言っちゃうんだから、度胸あるなあ、この大臣。
でもな、こういう「シモジモの言うことなんて愚かなことばかり」って発想で動いてる役人って、きっと多いと思うんだな。特に、大蔵省あたりのエリート君は、そんなヤツばっかりじゃねえのかな。
夕方、次女を迎えに保育園へ。その後、夕食。長女もそこそこ食べてくれて、ちょっとだけ安心。しかし、解熱剤を飲ませても、熱はまだ38度半ばある。
深夜1時頃に帰宅した妻と、長女のことについて相談。明日も保育園休まなきゃならないだろうからなあ。どうしたもんだろう。