もう10日も前、ジャストネットの「マイドメインパック」を申し込んだとき、僕も多少、ドメイン名に関して考えた。そのときは「shiratani.com」も「shiratani.net」も空いていたので、別にどちらを選んでも良かったのだ。で、普通はドットコムの方を選ぶのかな。
ところが、僕はドットネットを選んじゃった。「『ドットコム』なんて、なんか手垢にまみれてきたからなあ」とか「『ドットネット』の方が『@WEB』みたいなニュアンスがあって良さげじゃん」なんて思ったのだ。でも、後から考えてみると、やっぱり僕、ひねくれ者だよなあ。
以前も自分のことを「二番手商品を買う男」と分析したことがあるが、ここでもそんなクセが出てしまった。
ところで、「shiratani.net」を取ってからしばらくして、ブラウザで何気なく「www.shiratani.com」というURLをタイプしてみた。すると、なんと接続をはじめるではないか! 僕は、「こっちがドットネットを取ったばかりなのに、もうドットコムを申請した人がいるんだなあ、偶然だ」なんて思っていたのだが、どうも様子がおかしい。
読み込まれたページを見てみると、「nameplanet」というサイトらしい。どうやら、人の名前のドメインを取得し、それで商売をしている会社のようだ。このタイミングで「shiratani.com」ドメインを取ったということは、恐らく、名前+ドットネット(あるいはドットコム)というドメインが申請されると、自動的に他のドメインを取得するシステムを作っているに違いない。なあるほど、そんな商売もあるのねえ。ま、限りあるドメインをそんな風に金儲けの道具にするってのは、僕としては気に入らないけどさ。
朝、子供たちを保育園に連れて行くための準備をしながらテレビを見ていたら、「ズッコケ3人組」とかいう子供向けのドラマを放送していた。内容はごくごくありがちなものだったのだが、その中のキャスティングがちょっと面白かった。
登場人物の中に、2人組の刑事(多分それほど大きい役ではない)がいたのだが、その配役が松尾貴史(キッチュ)とモロ師岡というコンビ。これって、例えばフジテレビが爆笑問題を「ポンキッキーズ」に起用しているのと、センス的にはそんなに変わんないよな。
他にも、マツモトキヨシのCMに出ていた山口もえが、ジローラモ・パンツェッタ(だったっけ?)と一緒に語学番組に出てたり、夕方の子供向け番組に清水ミチコが出演してたりする。最近の教育テレビも、多分、民放を見て育った、若い世代の作り手が増えてきたからだろうな。
センバツが始まってからこっち、仕事が忙しくて全然高校野球を見てなかった。自由業者、しかも主に自宅で仕事をしている僕は、ヒマに任せて1日4試合テレビ観戦というケースも多いのだが、今回は今日が初めての試合だった。
そしたら、あるチームが、全員が全員バスターやってるんだよなあ。ガックリきちゃった。だってさ、どう考えたって理不尽な戦法じゃん、「全員バスター」って。
バスターのデメリットはたくさんある。まず、長打はほとんど期待できない(投手からすれば、失投しても単打どまりだと安心できる)。速球に対して構え遅れる可能性が高い(甘いボールでもスピードがあれば、振り送れてファウルや空振りになる確率が大きい)。打撃の軸がブレやすい(ミートしにくいし、ボールを叩く力をロスする)。
それでもバスターっていう戦術が使われるのは、その奇襲性に価値があるからだよな。バントをすると見せかけ、野手を前進守備させておいたところに、一転強打して野手の間を抜く。それこそが、唯一のメリットだよ。そのメリットが、たくさんあるデメリットを上回る価値を示す局面でのみ、バスターってのは使われるわけだ。
ところが、全員バスター。これ、奇襲性なんて最初っからありゃしない。とすると、何、この作戦をわざわざ取る意味って? ボールが見やすい? んなわけないじゃん、バントの時の姿勢と通常のバッティングでは目の高さが違うわけだからさ、視点が上下してボールは捉えにくくなるはずだもん。コンパクトにスウィングできる? 馬鹿言うな、だったら最初からバットを短く持ってコンパクトに振れば済む話じゃん。バッカじゃないの?
バント至上主義(あるいは犠牲を最上とする価値観)とか、高校生は高校生らしく長打は狙わずコツコツ打線をつなげろとか、「野球道」とは守り勝つこととか、「敵は己の中に在り」とか、内角球を無理やりライトヒッティングするのが巧いバッティングとか、あ~、書いてるうちにだんだん腹が立ってきた、とにかくそんな馬鹿げたことばっかり考えてる連中なんだぜ、この高校生たちにこんな作戦を強いてる連中って。けっ、50何年か前に、ノモンハンとかガダルカナルとかインパールでたくさんの日本人を死なせた陸軍指揮官たちとおんなじメンタリティじゃねえか、あ~あ、こんな監督に教わってる高校生って可愛そうだよな、ま、こんな合理的じゃないチームが勝つわけねえよ……
……そしたら、勝っちゃったんだよ!
ううむ、スポーツは奥が深い……。非合理的な戦術を採っても、勝つチームは勝つのだなあ……。納得できないものがあるが、これも現実。