ドラクエ7をクリアした。
この先ドラクエシリーズがリリースされるかどうかはわからないが、おそらく次のドラクエはプレイしないだろう。クリアしても、感動も達成感もなかった。ドラクエがつまらなくなってるのだろうし、僕もゲームが好きではなくなってきたのだろう。
ドラクエ2は楽しかった。思い返せばあんなに面倒だった「ふっかつのじゅもん」も、必死こいて何枚もの紙切れにびっしり書きこんだものだ。一緒にプレイしていた妹と、「カギがない」とか「あのモンスターが倒せない」とか悩んでたなあ。音楽も良かった。当時はファミコンだったから、同時に出せる音はせいぜい4つとか8つくらいだったんだろう。今の携帯電話よりチープ。でも、今でもドラクエ2の音楽は口づさむことができる。それだけ印象的な曲が多かったってことだ。
ドラクエ5は打ちひしがれた。主人公が石にされてしまったときは、一緒にプレイしていた彼女とともに、自分も固まってしまったものだ。そして、主人公の子供たちが助けに来てくれたときは、本気で「良かったあ~!」って息をついたよなあ。
ファイナル・ファンタジーは1~7まで買ったけど、クリアしたのは3本だけ。それに比べて、ドラクエは1~6まで全てクリアしていた。ドラクエ、好きだったんだ。ところが、ところが……。
シナリオの説得力がない、ストーリーが冗長など、ドラクエ側の問題もたくさんあった。でも、自分の側にも原因はあったよな。物理的に、「超大型ゲーム」ってのをプレイする状況ではなくなっているのだ。なにしろ、100時間も時間を費やすってのがまずキツイ(サッカーの試合なら50試合見られるぞ)。それに、学生やプー太郎の頃みたいに、1日に15時間もゲームをするってわけにもいかない。すると、プレイしているうちにテンションは落ちていき、やがて「作業」になってしまうのだ。100時間の作業、これは苦行だ。
おまけに、インターネットには攻略情報があふれている。僕の手元にはPAR(ゲームのデータを改ざんするためのツール)もある。昔なら、ひとつの謎が解けずに、同じ街を何度も回っていたが、今は簡単に進めることができるんだよな。
知恵のついた大人には、もうRPGは楽しめないのだろう。
日刊ゲンダイのサイトを見ていたら、『スポーツ紙の「日本選手大モテ」のサッカー報道にどれだけウソがあるか』という記事が載っていて、思わずニヤニヤしながら読んでしまった。
スペインリーグへのレンタル移籍が決まった西澤、ペルージャ入りが噂される中村俊輔をはじめ、何人かの日本人選手に、海外のサッカークラブからアプローチがあるらしい。しかし、日刊ゲンダイがのたまうには、それらは戦力としてではなく、「アジア人選手をひとりくらいは入れてみるか、という程度のモノ」なんだそうだ。で、結論としては、「しょせん日本人選手なんてキワモノでしかないのである」ときたもんだ。毎度のことながら、本当に笑わせてくれる、ゲンダイは。
反面教師ってのは、本当にいろいろなことを教えてくれるもんだ。「日刊ゲンダイを『本気で』読む(あるいは書く)ような人間にはなるまい」と思うだけで、僕はずいぶんとマシな人間になれるような気がする。