お世話になった人の送別会で、朝まで飲んだ。始発で家に戻り、ベッドに転がり込んで、目が覚めたら15時を過ぎていた。
一次会では、カシスソーダを十数杯、二次会では、八海山を5~6合飲んだ。三次会では白ワインだったかな。これだけのアルコールを飲んだのは久しぶりなのだが、不思議と二日酔いはしていない。
この春は、いろんな別れがあった。これまで一緒に働いてきた人が、会社を辞めたり、異動をしたり。そして今回の送別会は、その中でもいちばん、痛手だった。
その人と初めて仕事をしたのは、10年ほど前。いろいろなところで、僕はその人に助けてもらった。彼女が編集長に昇格してからは、一緒に仕事をすることはなくなったが、それでもその存在は、僕にとって大きな支えだった。
正直、かなりへこんでいるわけだ。そして、いろいろ思うところもあるわけだな。
実はこのエントリー、最初は「ライター廃業」というタイトルで書き出した。その人の異動を機に、僕もライターを辞めることにした、と。もちろん、「4月馬鹿」のつもり。ところが、文章を書いている途中で、そんな気分ではなくなってきた。馬鹿になるためには、賢さが必要。ところが今の僕には、賢さが全く欠けている。心に余裕がないから。
大体、ライターなんて仕事は、廃業しようと決意しなくたって、自然と廃業するものなんだよな。原稿が評価されず、次の発注がなければ、そりゃあ、他の仕事を探さなきゃいけなくなるに決まってる。芸者さんと同じで、お座敷が掛からなければそれでおしまい、なのだ。なあにが偉そうに「ライター廃業」だよ、と、自分に向かって毒づいてみる。
んあ~、今日は酒買ってきて、一人で飲もうか?