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古畑任三郎の夢

 夢を見た。


 舞台設定は、ドラマ『古畑任三郎』そのまま。

 田村正和演ずる古畑任三郎は、森下愛子(ただし、外見は30歳前後という雰囲気だった。『うちの子にかぎって』くらいの頃か?)が主宰するフラワーアレンジメント教室に通っている。花に興味はなく、いかにも森下目当てという感じ。その教室には二十歳過ぎの男(こちらは誰なのか分からない。実際の『古畑……』にも出演していた市川染五郎に藤原竜也を混ぜ、さらに若くしたような男だった)も通っている。若い男は和の文化に興味を持っていて、それなりの知識も持っているらしい。

 で、ある日のこと。古畑は、フラワーアレンジメント教室に和服で現れた。和服を着たのはほんのはずみで、本当は自分で着付けることすらできない。それなのに、古畑は見栄を張り、森下と若い男に、和服に関する聞きかじりのうんちくを語ってしまった。それを聞いた若い男は、がぜん興味を持って古畑に質問を浴びせる。しどろもどろになりながら、いい加減な返事を返す古畑。途中、例の横柄な調子で知り合い(恐らく和服を借りた人物)に電話を掛け、和服についての事柄を聞いたりもしていた。

 レッスンが終わった。教室(庭は広く、白い砂利が敷かれていた)を出るとき、和服姿の古畑は、一辺80センチメートル程度、麻縄のような素材でできた目の粗い網状の袋に足を突っ込んだ。どうやらその袋は、和服の裾を汚さないための外套(?)らしい。古畑は、袋の一端についているひもを右手に持ち、小股で歩いて教室を後にした。そして、若い男と歩く道すがら、古畑はさっき電話で仕入れた、和服に関する知識をひけらかした。

 その日。若い男は殺人を犯す(経緯は不明)。そして、古畑は不敵な笑みを浮かべながら、事件の謎を解こうと動き始めるのだった……。

 と、いうところで目が覚めた。


 基本的には、僕は田村正和たちを客観的に、それこそドラマのように見ていた。ところが、網状の袋に足を突っ込むシーンから、和服のうんちくを語りながら若い男と歩くところまでは、僕自身が古畑になっていた。こういう風に、視点が自由に移動するところが、夢の面白いところだな。

 もう一つ、今日見た夢の変わっていたところは、これは夢だとうっすら分かっていたところ。僕は意識の底の方で、「今、この夢の中で和服に関する話題が出ているのは、妻がこの1年ほど和服に凝っていることが影響しているんだ……」と、ぼんやり考えていた。
 夢だと知りつつ夢を見ることは何度かあったのだが、どうしてこの夢を見ているのか考えながら夢を見たという経験は珍しいな。

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コメント (2)

S君:

『うちの子にかぎって』いやぁ懐かしいですね。
先日CSのTBS見ていて、『金妻』の再放送をちらっと
見ていたのですが、その頃に近いドラマですね。

和服は・・・奥様の影響ですね。
「間違いない!」
でも、和服の奥様もお綺麗ですよね・・・

システムの切替作業で、本社に徹夜中のS君でした。

TBSチャンネル、楽しいですよね。
僕は『ふぞろいの林檎たち』を、毎週見ています。
最近は、地上波放送のドラマはあまり見ず、
CSで放送されている再放送ものばかり録画してます。
『金八先生(特に第2シリーズ』とか、
『救命病棟24時』とかですね。

そちらは徹夜ですか……。
お互い若くはないので、体だけは大事にしてください。

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2006年10月30日 09:12に投稿されたエントリーのページです。

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