夢を見た。
僕は、取材に向かうため、バスに乗っていた。時間帯は昼。おそらく、14時か15時くらいだったのだろうと思う。僕は、何かをぼーっと考えていた(よく覚えていないのだが、芸能ゴシップのようなことだった気がする)。
バスは目的地に着いた。僕は慌てて、降りる人の列に並んだ。ところが、料金を用意するのを忘れていた。いったん列から外れ、胸ポケットから財布を出し、160円をつまみ上げて料金入れに放り込んだ。
バスを降りて周りを見ると、そこは地方都市の商店街のようだった。背の高いビルはなく、ドラッグストアや小さな書店などが並んでいる。
後ろでバスの発車する音が聞こえた。その時、僕は車内に背負い鞄を置き忘れたことに気が付いた。僕は「待ってくれ~!」と叫び、バスを数十歩追った。しかし、バスは気付くことなく、そのまま走り去った。
鞄の中には、ノートパソコンや筆記用具が入っている。取材先の情報を書き込んだPDAも鞄の中だ。僕は青ざめ、ズボンのポケットの携帯電話を取り出した。しかし、ダイヤルしようと試みても、電話は繋がらない。
取材の約束の時刻は、目前に迫っていた。バス会社に連絡し、鞄を取りに行けば、当然、遅刻してしまうだろう。仕方なく、僕は取材先に向かうことにした。
どうやらここは、「渋谷」であるらしかった。僕は郊外のような場所を通り過ぎ、人の流れとともに「JR渋谷駅」の近くに着いた。そこは現実の渋谷とは似ても似つかない場所で、やはり、ドラッグストアや小さな書店などが並んでいた。
僕は、3階建てほどのビルのガラス製のドアを開き、取材先である中小企業の人々と会った。50代後半、頭が禿げている、いかにも人柄の良さそうな男性が社長。20代半ば、丸顔で親しみやすい感じの女性が、取材窓口を務めてくれた人。そして、やはり20代半ば、真面目で実直そうな顔に、はにかむような微笑みを浮かべている男性が、今日の取材対象だった。僕は3人に好感を覚えながら、彼らの後ろについて階段を上った。
通された会議室には、大きなガラス製の丸テーブルが置かれていた。僕は取材対象の若い男性の斜め前に座り、インタビューを始めた。ところが、取材メモを取ろうにも、ノートパソコンも筆記用具もICレコーダーもない。そこで僕は、隣に座っていたカメラマンのTさんに頼み、テーブルの上に置かれていた4色ボールペンを借りた……。
----
と、覚えているのはここまで。
この夢を見たのは、妻の実家。PCを持参していなかったので、仕方なく携帯電話でメモを取った。文章の確認をせず、そのままアップするので、誤字脱字はご容赦を。