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中国モーターショーの「人口密度」は東京の6分の1?

北京モーターショーが開幕 世界最大市場に2千社

【北京共同】世界有数の自動車展示会となった北京モーターショーが23日、開幕した。米国を抜き世界最大に成長した中国市場で販売を加速しようと各国の自動車大手首脳らが集まり、出展社数は部品メーカーを含めて約2100社に上る。展示面積は過去最大規模。

(2010年4月23日 47NEWS・共同通信)

 これまで「世界三大モーターショー」と言えば、フランクフルト、デトロイト、そして東京モーターショーと相場が決まっていた。ところが、どうやらその地位は、北京モーターショーに脅かされつつあるらしい。
 2009年に開かれた第41回東京モーターショーは、その凋落ぶりを見せつけられる結果に終わった。前回(2007年)に比べ、会場の総面積は21万1300平方メートルから5万4000平方メートルへと、4分の1に縮小。また、出展企業数は241社から108社に、出展車両数は542台から261台に激減した。とりわけ寂しかったのが、乗用車を出品した海外メーカーが、ロータス(イギリス)、ケータハム(イギリス)、アルピナ(ドイツ)の3社しかいなかったこと。約1カ月後に行われた名古屋モーターショーに、ボルボ、メルセデス・ベンツ、BMW、ルノー、クライスラー、シボレー、フィアットといった海外ブランドが出展されていたのとは、実に対照的だった。
 これに対し、今回の中国モーターショーは盛況だ。毎日新聞によれば、参加企業は約2100社、展示される車は990台にも達するという。展示面積も、東京モーターショーの2万1259平方メートルの10倍近い、約20万平方メートル。何とも景気のいい話で、東京モーターショーの関係者はため息をついているだろう。

 唯一気になるのは入場者数だ。読売新聞によると、期間中の来場者数は60~80万人と見込まれているらしい。これは、ショーの規模から考えると、かなり少ない。
 2009年の東京モーターショーには、61万4400人が訪れた。これは、前回の142万5800人に比べると、56.9%も減った計算になる。ただし、会場の広さが4分の1ほどになったことと、会期が前回の17日間から13日間に短縮されたことがあって、現場はそれなりに賑わっていたようだ。
 東京モーターショーの1日あたりの来場者数は、61万4400人÷13日間=4万7262人。展示面積を1日の来場者数で割った「来場者1人あたりの展示面積」は、2万1259平方メートル÷4万7262人=0.45平方メートルとなる。一方、中国モーターショーの会期は10日間で、1日あたりの予想来場者数は6~8万人程度。よって、「来場者1人あたりの展示面積」は、20万平方メートル÷7万人=2.86平方メートル程度になるはずだ。両者には、6倍以上の差がある。つまり、中国モーターショーの「人口密度」は東京の6分の1。いわば、かなりの「スカスカ状態」なのではないか?
 明日以降、現地の写真がさまざまなメディアで報道されるはず。本当に会場は閑散としているのか、チェックしてみようと思っている。

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