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衛星放送の契約者数は、全テレビ視聴者数の17.6%

“視聴率”BS、CS牽引 多様化する視聴者の嗜好反映 「その他」好調

 NHK、民放キー局など地上波以外の「その他」の視聴率が上がっている。5月第3週(17~23日)の平均は、ゴールデン、プライムで7%の大台を初めて突破し、一部キー局の視聴率を上回った。BS放送やCS放送を受信できるテレビが普及し、多様化する視聴者の趣向が反映されているようだ。

(2010年6月12日 msn産経ニュース)

 サッカーのワールドカップが始まった。

 CNN.co.jpの記事「サッカーのW杯が今夜開幕へ 初のアフリカ大陸開催」が伝えるところでは、FIFA(国際サッカー連盟)は大会期間中のテレビ視聴者数を263億人と予想しているそうだ。総務省統計局の「世界人口の推移(1950~2050年)」によれば、2010年時点の世界の推計人口は69億0900万人。263億人÷69.09億人=3.8なので、全世界の人々が3.8試合ずつテレビ観戦する計算になる。かなり眉唾ものの数字だとは思うが、とにかく、世界中の注目が集まる大イベントということは間違いない。
 ワールドカップでは、グループリーグ48試合、決勝トーナメント16試合の、全64試合が行われる。「サッカーワールドカップ2010南アフリカ大会ガイド」サイトの「地上波テレビ放送予定」ページによれば、NHK・民放は44試合を放送。一方、スカパー!は全64試合を放送する。民放のサッカー中継に対して不信感を持つサッカーファンが少なくないこともあり、スカパー!で観戦する人はかなりの数に上るのではないか。上の記事は、CS・BSの深夜帯における占拠率が2ケタに近いと報道しているが、ワールドカップ期間中はさらに大きくなる可能性がある。

 ところで、視聴率調査では「1%=118万人」であるとされている(NHK放送文化研究所「世論調査」ページなどを参照)。つまり、テレビ視聴者は1億1800万人と見積もられているわけだ。一方、衛星放送協会の「試聴世帯数」ページによれば、2010年3月時点のCS、BS放送の契約者数は、スカパー!(スカパー!e2を含む)が358万1572人、WOWOW(デジタル・アナログの合計)が249万0466人、NHK-BSは1475万2048。3つの合計は2082万4086人で、これは1億1800万人の17.6%に相当する。関東の地上波テレビ局は、ざっくり言えば、NHK+5つのキー局という構成だ。17.6%÷6チャンネル=2.9%というわけで、17.6%の視聴者がCS・BS放送に流出している分、既存局の平均視聴率が3%程度下がるのは、当たり前の現象なのだ。

 一昔前は、視聴率15%だとヒット番組、20%なら大ヒットなどと言われたものだ。だが今は、12%でヒット、17%なら大ヒットという感覚なのかもしれない。

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