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2010年7月3日のアーカイブ

ツール・ド・フランスの総走行距離は、東京-大阪間の約9倍

【自転車】ツール・ド・フランス開幕 新城が2年連続で挑戦

 世界最高峰の自転車ロードレース、第97回ツール・ド・フランスは3日、オランダのロッテルダムで開幕し、第1ステージの個人タイムトライアル(8・9キロ)を実施する。日本からはブイグテレコム所属で25歳の新城幸也が2年連続で出場する。

(2010年7月3日 msn産経ニュース)

 サッカーのワールドカップで寝不足が続くなか、今日からはロードレースの大イベント、ツール・ド・フランスが始まる。
 J SPROTSの「ツール・ド・フランス2009」サイトによれば、昨年のツールの総距離は3459.5kmだった。個人総合優勝を遂げたアルベルト・コンタドールは、この距離を85時間48分35秒で走破。平均速度は、時速40.3kmということになる。一方、同じくJ SPROTSの「ツール・ド・フランス2010」サイトによると、今年のコースの総距離は3641.4kmで、東京-大阪間(直線距離で約400km)の9倍に相当。昨年と同じ速度で走るとすれば、総走行時間は90時間を超える計算だ。
 ツールは、プロローグ(初日の個人タイムトライアル)から最終日のシャンゼリゼまで、全21ステージで争われる。期間中に用意されている2回の休養日を含めると、23日間に及ぶ長丁場だ。1日あたりの平均走行距離は約170kmほど。東京からの距離に例えれば、長野県松本市(直線距離で約173km)、福島県白河市(約166km)、静岡県藤枝市(約165km)といったあたりだ。しかも、道は平坦ではない。今回は、21ステージのうち4つが中級山岳ステージで、6つが難関山岳ステージ。例えば、個人総合優勝の行方を大きく左右しそうな第17ステージでは、標高1035mのマリー・ブランク峠、1474mのスロール峠を通過した後、1600m以上を駆け上がって、標高2115mのトゥールマレー山頂ゴールに向かう。つまり、富士山のふもとから御殿場口新五合目(標高1440m)まで2往復し、最後に吉田口新五合目(標高2305m)まで登るようなものだ。オートバイを使っても疲れてしまうような道だが、それを自転車で登ろうというのだから恐れ入る。

 レースの中心は、現役最強の呼び声も高い昨年覇者のアルベルト・コンタドール。対抗は、タイムトライアルの世界王者であるファビアン・カンチェラーラなど強力なアシスト陣に支えられているアンディ・シュレクあたりだろう。今回が最後のツール出場と宣言した、元王者ランス・アームストロングにも注目が集まる。しかし一番気になるのは、やはり新城幸也だ。昨年のツールでは、第2ステージで5位入賞。そして今年のジロ・デ・イタリアでは、第5ステージで大逃げに成功。最後は捲られて3位に終わったが、ゴール寸前まで逃げ集団を引っぱり、鮮烈な印象を残した。

 ワールドカップでも経験した通り、日本人選手が活躍すれば、こちらもより盛り上がれるというもの。新城は、今回のツールがグランツール3回目の出場。「3度目の正直」で、ぜひステージ優勝を狙ってもらいたい。

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