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2010年7月10日のアーカイブ
激戦の証? 参院選の党首遊説移動距離は、前回衆院選より41%も長い
- 2010年7月10日 20:17
- ニュースな数字
参院選:11日投開票 与野党9党首、地球ほぼ3周分遊説
17日間にわたった参院選(11日投開票)の選挙戦は、10日が最終日。先月24日の公示日から9日まで与野党9党首が遊説で移動した距離は、毎日新聞の集計で、地球ほぼ3周分にあたる12万4030キロ。菅直人首相(民主党代表)と自民党の谷垣禎一総裁はともに29ある1人区を重視し、夏の日本列島を東奔西走した。トップは1万8550キロを移動した谷垣氏。訪れた都道府県も30と最も多く、国民新党の亀井静香代表が1万5700キロ、社民党の福島瑞穂党首が1万5180キロで続いた。
政治家という職業には、何より体力が必要だ。
上で紹介した記事によれば、参院選の選挙戦で9党首が移動した距離は、12万4030kmにも及んだのだという。7月10日付けの47NEWS・共同通信記事「9党首合わせ地球2周半 参院選遊説の移動距離」では10万8千kmあまり、同日付けの産経新聞記事「9党首『お願い』地球3周分 参院選 最後の舌戦」では12万8200kmと、媒体によって数字は多少食い違っているが、いずれにせよ相当な移動距離だ。
選挙戦は17日間。よって、9人の党首の1日あたりの平均移動距離は、12万4030km÷17日間÷9人=811kmということになる。これは、東京から北海道千歳市(直線距離で811km)、大分県大分市(796km)、山口県下関市(829km)などへの距離に匹敵する。しかも、移動先は1カ所ではない。例えば、7月10日付けの朝日新聞「首相動静」によると、本日の菅直人首相は官邸から福井県に移動し、坂井市、二本松市、勝山市で演説。民主党の県連代表、衆院議員と昼食を取った後、東京都武蔵野市、川崎市高津区で街頭演説を行った。恐らく、他の党首も似たり寄ったりの強行日程に追われているのだろう。
しかも、この厳しいスケジュールをこなしている政治家たちは、皆、いい年をした人ばかりなのだ。菅直人首相・民主党代表は63歳、谷垣禎一自民党総裁は65歳、渡辺喜美みんなの党代表は58歳、山口那津男公明党代表は57歳、志位和夫共産党委員長は55歳、亀井静香国民新党代表は73歳、福島瑞穂社民党党首は54歳、平沼赳夫たちあがれ日本代表は70歳、舛添要一新党改革代表は61歳。9党首の平均年齢は61.8歳ということになる。60歳を過ぎた人が、東京から北海道、九州間に相当する距離を毎日移動し、炎天下で1日に何度も街頭演説を行う。さらに、移動や食事の際にも、政務や党務、マスコミのインタビューや各種の打ち合わせに追われるのだ。これを17日間も続けるというのだから、凄いとしか言いようがない。
ところで、2009年8月30日付け読売新聞記事「遊説距離、9党首で地球2周超…トップ鳩山代表」によれば、前回の衆院選における9党首の移動距離は、8万8000kmだったそうだ。つまり、今回の参院選の移動距離は、衆院選より41%も伸びているというわけ。それだけ、今回の選挙は激戦なのだろうか。
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