- 2010年8月9日 23:45
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【Jリーグ】開幕からの通算入場者数が1億人を突破
Jリーグは8日、1993年に始まったリーグ戦の通算入場者数が同日で1億人を突破したと発表した。ヤマザキナビスコ・カップや年間王者を決めるチャンピオンシップなどを除き、1部(J1)と2部(J2)の合計8055試合で、1億9816人になった。
Jリーグが発足してから、今年で18年目。ついに、通算入場者数が1億人を突破した。
1試合あたりの入場者数が最も多かったのは、発足2年目の1994年。2万人近い入場者が、毎試合スタジアムを埋めていた。いわゆる「Jリーグバブル」が起こり、入場券がプラチナチケット化していた時期だ。ところが、そこから転げ落ちるのはあっという間だった。1997年の1試合あたり入場者数は1万人割れ寸前まで落ち込み、しばらく低空飛行が続いた。
潮目が変わったのは2001年。日韓ワールドカップの前年だ。1試合あたり入場者数は、50%近くも伸びた。そして、その後も着実に動員数はアップ。2007年以降は1万9000人台を維持し、ピーク時に迫る勢いを示している。
しかし、全てのクラブが入場者数を伸ばしているわけではない。上手くいっているところもあれば、そうでないところもある。そこで今回は、Jリーグ公式サイトの「年度別入場者数推移(J1)」「年度別入場者数推移(J2)」をもとに、2つのクラブの1試合あたり入場者数を比較してみよう。浦和レッドダイヤモンズ(レッズ)と、東京ヴェルディ1969(ヴェルディ)だ。
| J1平均 | 浦和レッズ | 東京ヴェルディ | |
| 1993年 | 1万7976人 | 1万1459人 | 2万5235人 |
| J1・10位 | J1・1位 | ||
| 1994年 | 1万9598人 | 1万8475人 | 2万4926人 |
| J1・12位 | J1・1位 | ||
| 1995年 | 1万6922人 | 1万9560人 | 2万0834人 |
| J1・4位 | J1・1位 | ||
| 1996年 | 1万3353人 | 2万4329人 | 1万7653人 |
| J1・6位 | J1・7位 | ||
| 1997年 | 1万0131人 | 2万0504人 | 1万0933人 |
| J1・10位 | J1・15位 | ||
| 1998年 | 1万1982人 | 2万2706人 | 1万3338人 |
| J1・6位 | J1・12位 | ||
| 1999年 | 1万1658人 | 2万1276人 | 9379人 |
| J1・15位(降格) | J1・7位 | ||
| 2000年 | 1万1065人 | 1万6923人 | 7609人 |
| J2・2位(昇格) | J1・10位 | ||
| 2001年 | 1万6548人 | 2万6720人 | 1万9396人(東京移転) |
| J1・10位 | J1・14位 | ||
| 2002年 | 1万6368人 | 2万6296人 | 1万5128人 |
| J1・11位 | J1・10位 | ||
| 2003年 | 1万7351人 | 2万8855人 | 1万7563人 |
| J1・6位 | J1・8位 | ||
| 2004年 | 1万8965人 | 3万6660人 | 1万5059人 |
| J1・2位 | J1・9位 | ||
| 2005年 | 1万8765人 | 3万9357人 | 1万4716人 |
| J1・2位 | J1・17位(降格) | ||
| 2006年 | 1万8292人 | 4万5573人 | 5705人 |
| J1・1位 | J2・7位 | ||
| 2007年 | 1万9081人 | 4万6667人 | 7327人 |
| J1・2位 | J2・2位(昇格) | ||
| 2008年 | 1万9278人 | 4万7609人 | 1万4837人 |
| J1・7位 | J1・17位(降格) | ||
| 2009年 | 1万9126人 | 4万4210人 | 5521人 |
| J1・6位 | J2・7位 | ||
| 2010年 | 1万9165 人 | 4万3971人 | 4451人 |
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※赤い地色の部分は、J2での成績・1人あたり入場者数。入場者数の下に掲載したのは、各年度の年間順位
両クラブとも、1993年のJ発足当初からリーグに参加。いわゆる「オリジナル10」の一員だ。ところが、当時の立場は、今とはかなり違っていた。
ヴェルディは1993年、初代のJリーグ年間チャンピオンに輝いた。翌1994年にも連覇を達成。そして、この間の1試合あたり入場者数でも1位の座を占めている。人気でも実力でも、抜きん出た存在と言えた。一方のレッズは、1993年、1994年ともに最下位。1試合あたり入場者数でも、1993年は最下位、1994年も下から4番手と下位に甘んじていた。あの頃のレッズは、「リーグのお荷物」と揶揄されるクラブだったのだ。
しかし、状況はほどなく逆転する。Jリーグ人気が急降下した1995年からの3年間で、ヴェルディの1試合あたり入場者数は半分以下に激減。一方、レッズは1996年、入場者数トップに躍り出た。以後、1999年までその地位を守っている。
レッズにとって最大の危機は、1999年のJ2降格だっただろう。しかし、1試合あたり入場者数は、J1時代に比べて2割ほどしか減らなかった。それどころか、J2の方が試合数が多かったため、1シーズンの総入場者数では前年を上回ったほどだ。そして、1年でJ1復帰を果たした後は、2004、2005年を除き、入場者数1位はレッズの指定席になっている。
これに対し、ヴェルディは2005年と2008年にJ2降格を経験。降格後の1試合あたり入場者数は、対前年比61.2%減(2006年)、62.8%減(2009年)と大きく落ち込んだ。つまり、レッズサポーターは降格後も熱い声援を送っていたのに対し、ヴェルディファンの多くは、成績が下降するとともにクラブから離れてしまったわけだ。
そして、2010年。レッズの1試合あたり入場者数は、1993年に比べて約4倍の水準だ。一方、ヴェルディは1993年の6分の1近くまで落ち込んでいる。
ここまで大きな差が、どうして生まれてしまったのか?
通算入場者数が1億人を超えた今日、そんなことを考えてみるのも乙なものかもしれない。
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コメント:2
- BLITZ 2010年8月10日
去年の春先だったか、仕事で浦和のスタジアム近くまで行ったけど、周りの環境も良くて、素晴らしいスタジアムです。
ただ、駅から遠いのが難点かな。勝負の世界だから、強くないことにはファンはつきません。
スター選手と話題性も欲しいですね。- 白谷 2010年8月10日
BLITZさん、こんにちは。
.
レッズの凄いところは、生え抜きの選手が多いことですね。
山田直輝や原口元気といったユース出身者もいるし、
高校・大学卒業後、レッズ一筋という選手もたくさんいます。
地域密着という軸がピンと通っている感じで、
非常にうらやましいですね。
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