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2010年8月19日のアーカイブ

韓国の小中高生の自殺率は日本より28%高い

韓国で小中高生の自殺200人超 09年、社会に衝撃

 【ソウル共同】韓国で昨年に自殺した小中高生が初めて200人を超え、社会に衝撃を与えている。韓国は5月に経済協力開発機構(OECD)がまとめた統計資料で、主要工業国を中心とする約30の加盟国のうち、10万人当たりの自殺率が21・5人とトップになったばかり。背景には学歴偏重による激しい受験競争や、自殺対策の遅れなどが指摘されている。

(2010年8月18日 47NEWS・共同通信)

 日本と韓国には、たくさんの共通点がある。その1つが、自殺率の高さだ。OECDの統計資料「自殺者数(人口十万人あたり)」によれば、28カ国の人口10万人あたり平均自殺者数は11.1人。これに対し、韓国は21.5人で28カ国中1位。日本は19.1人で3位だった。
 社会事情データ図録の「主要国の自殺率長期推移(1901~2006)」によると、日本の10万人あたり自殺者数は、1900年以降、ずっと20人前後で推移。日本は伝統的に、自殺率が高い国なのだ。しかし、韓国の自殺率は昔から高かったわけではない。1980年代から1995年頃までの韓国では10人前後。自殺率については、ごく平均的な値だったといえる。ところが、1995年以降、自殺者が急増。2000年代に入ると、ついに日本を超える水準まで達してしまった。
 悪いことに、韓国では若年層の自殺率も高い。上で紹介した記事は、2009年に202人の小中高生が自殺したと伝えている。そこで、日韓の小中高生の自殺率を計算してみたのが、下の表だ。

日本
  生徒数 自殺者数 10万人あたり
小学生  706万3606人  1人 0.01人
中学生  361万2747人  79人  2.19人
高校生  355万6003人  226人  6.36人
合計  1423万2356人  306人  2.15人
韓国
  生徒数 自殺者数 10万人あたり 日本との比較
小学生  329万7000人 6 人 0.18 人 12.9倍
中学生  196万2000人  56人  2.85人 1.30倍
高校生  206万9000人  140人  6.77人 1.06倍
合計  732万8000人  202人  2.76人 1.28倍

※韓国の小中高生数は、2010年2月19日付けのワウコリア記事「ことしの学齢人口、1000万人割れの見通し」を参照。日本の小中高生数は「学校基本調査」、自殺者数は警察庁の「平成21年中における自殺の概要資料」を参照した。なお、日本の高等学校生徒数については、全日制・定時制・通信制を合計したもの。

 ご覧のとおり、韓国の小中高生の自殺率は、日本より28%も高い。全体の自殺率(韓国21.5人、日本19.1人)では13%しか違わないのだから、これはかなり大きな差だ。とりわけ、小・中学生の自殺率の高さが目に付く。

 韓国人の俳優や歌手の自殺が、日本でも大々的に報道されている。しかし、それは芸能界だけではなく、韓国社会全体に広がる問題なのかもしれない。どうして韓国の自殺率は急増したのか。その背景を分析することは、日本での自殺防止にも役立つはずだ。

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