ホーム > アーカイブ > 2010年9月2日のアーカイブ

2010年9月2日のアーカイブ

札幌の今夏は100年前の東京より0.7度暑かった~「亜寒帯」のはずなのに…

8月の道内、歴史的猛暑 平均気温2.8度高く 帯広など5カ所で最高記録更新

 厳しい暑さが続いた8月の道内の平均気温が、観測史上最高を記録したことが1日、札幌管区気象台のまとめで分かった。主要22観測地点の平均は平年より2・8度高く、統計を取り始めた1946年以降、最高だった51、94、99年の平年比プラス2・5度を上回った。すべての地点で平年を上回り、帯広市など5カ所で最高記録を更新するなど、記録破りの8月となった。

(2010年9月2日 北海道新聞)

 気象庁の「過去の気象データ検索」ページによると、2010年8月における札幌の平均気温は24.8度。最高気温の平均は29.1度だった。これに対し、1910年8月の東京の平均気温は24.1度、最高気温の平均は27.8度。つまり、今年8月の札幌は100年前の東京に比べ、平均気温で0.7度、最高気温で1.3度も暑かった。東京より暑い札幌。なかなか想像がしにくいが、1世紀の間に、温暖化はここまで進んだのだ。
 札幌管区気象台のレポート「2010年の夏(6月~8月)のまとめ」でも、北海道の暑さが伝えられている。道内22カ所の観測地点のうち13カ所で、6~8月の平均気温が統計開始以来の最高記録を更新。平均気温が歴代3位までに入らなかったのは、わずかに浦河1カ所だけだった。最高気温が30度を超える「真夏日」も急増。平年は真夏日が8日程度しかない札幌が、今年は18日。平年は10日ほどの帯広も、今年は23日にも及んだ。さらに、竜巻や豪雨による崖崩れなどの気象災害も、数多く報告されている。
 北海道の夏といえば、澄み切った空とさわやかな風。エアコンなしでも、十分に夏を過ごせるというイメージだ。しかし、そうした状況も、徐々に変化しているのだろう。

 変わりつつあるのは、夏だけではない。
 実は、8月下旬に北海道旅行をした。そして、南富良野町の「どんころ野外学校」というNPO法人でラフティングを楽しませてもらった。
 その「野外学校」では、冬に犬ぞりツアーを体験できる。ところがインストラクターの方によれば、犬ぞりができる期間が、年々短くなっているという。積雪量が減り、雪解けの時期も早くなっているからだ。そういえば、流氷の量や期間も短くなっている(気象庁の「沿岸海氷観測の統計資料」より)。

 現在、北海道は「亜寒帯」に属している。しかし、あと数年もすると、「温帯」に編入されるかもしれない。

—-
※2つのブログランキングに参加中です。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 ニュースブログへ

—-


ホーム > アーカイブ > 2010年9月2日のアーカイブ

「フリー」のライター・編集者は必要ありませんか?
注意書き
 このサイトはリンクフリーです。個別記事への直リンクも問題ありません。引用については、ルールの範囲内でどうぞ。
 記事に誤りなどがあれば、コメント欄、または書き手についてページ内のメールフォームを使ってお教えいただけると、大変ありがたいです。
書き手について、他
検索
過去に書いたこと
ブックマークとRSS

全ての記事(RSS2.0)
全ての記事(Atom)
全てのコメント(RSS2.0)


過去につぶやいたこと
つぶやいたこと
あわせて読みたい

ページの上部に戻る