ホーム > ニュースな数字 > 新製品におけるスマートフォンの割合は、NTTドコモが14.3%、ソフトバンクが26.1%

新製品におけるスマートフォンの割合は、NTTドコモが14.3%、ソフトバンクが26.1%

スマートフォン倍増、7~9月期 世界販売台数

 【ニューヨーク共同】米調査会社ガートナーが10日発表した2010年7~9月期の世界の高機能携帯電話(スマートフォン)の販売台数は、前年同期比96%増の8053万台になった。

 米アップルのiPhone(アイフォーン)や米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載した携帯を中心に、スマートフォンの急速な普及を裏付けた。

(2010年11月11日 47NEWS・共同通信)

 スマートフォンの普及が、急速に進んでいる。上の共同通信記事で紹介されているガートナーのニュースリリース「Gartner Says Worldwide Mobile Phone Sales Grew 35 Percent in Third Quarter 2010; Smartphone Sales Increased 96 Percent」によれば、2009年7~9月期と2010年7~9月期における世界での携帯電話出荷台数と、スマートフォンの出荷台数・割合は下記の通り。

  携帯電話総出荷台数 スマートフォン出荷台数 スマートフォン率
2009年7~9月 3億0889万台 4109万台 13.3%
2010年7~9月 4億1700万台 8053万台 19.3%

 スマートフォンが占める割合は、わずか1年間で、13.3%から19.3%に増えた。世界市場では、今や5人に1人が、スマートフォンを購入しているわけだ。

 日本でも、同様の傾向が見られる。下の表は、MM総研のニュースリリース「2010年度上期国内携帯電話端末出荷概況」、「2009年度通期国内携帯電話端末出荷概況」、「2008年度通期国内携帯電話端末出荷概況」から、日本における携帯電話出荷台数とスマートフォンの出荷台数・割合を算出したもの。

  携帯電話総出荷台数 スマートフォン出荷台数 スマートフォン率
2008年度 3589万台 110万台 3.1%
2009年度 3444万台 234万台 6.8%
2010年度上半期 1913万台 223万台 11.7%

 国内市場でも、スマートフォンのシェアは「倍々ゲーム」の勢いで増えている。

 ところで、10月から11月にかけ、日本の3大通信キャリアが、次々と新商品の発表会を開いた。NTTドコモの「製品」ページ、auの「ニューモデル」ページ、ソフトバンクの「2010冬-2011春モデルラインナップ」ページなどを参照したところ、各社における携帯端末の新機種数と、スマートフォンの機種数は下記の通り。

  10冬~11春新機種数 スマートフォン数 スマートフォン率
NTTドコモ 28機種 4機種 14.3%
au 22機種 4機種 18.2%
ソフトバンク 23機種 6機種 26.1%

 ソフトバンクのスマートフォンに対する力の入れようが、やはり際だっている。それに比べ、NTTドコモとauの取り組みは弱い。NTTドコモは、10月に発表済みのスマートフォン「GALAXY S」を数に加えても、ソフトバンクの布陣に遠く及ばない状況だ。発表会でも、ソフトバンクの孫会長がスマートフォンの説明にたっぷりと時間をかけたのに対し、NTTドコモの山田社長は、従来型端末・サービスに重心を置いて説明していたという。

 iモードという資産に未練たらたらのNTTドコモと、スマートフォンを武器に追い上げるソフトバンク。時代の流れを捉えているのは、明らかにソフトバンクの方だ。果たして「巨人」NTTドコモは、スマートフォン市場の拡大という波に乗ることができるのか? それとも、鈍重な動きのまま、サーフボードに乗れずに沈んでいくのだろうか?

—-
※2つのブログランキングに参加中です。下のバナーをクリックしていただけると嬉しいです。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 ニュースブログへ

—-

関連する記事:


コメント:2

BLITZ 2010年11月12日

各キャリア新機種を発表して、これから検討してゆくことにしています。
帰省した場合のカバーエリアを考えるとドコモかな。

ショップでの情報によると、ドコモは国内メーカーでの生産を予定しているようで、ユーザーからの要望と問い合わせが多いんだそうです。

白谷 2010年11月12日

BLITZさん、こんにちは。
>帰省した場合のカバーエリアを考えるとドコモかな。
電波事情って大事ですよね。
現状で一番いいのは「ドコモで電話+iPhoneでネット」
という2台持ちなんでしょうが、
個人的に、携帯電話を2つも持ち歩くなんて嫌なんですよね
(1台でもどうかと思うのに……)。
.
ちなみに、ドコモの場合、
「ソフトバンクは電波が悪いから……」
「これまでずっと使ってきたから……」
「家族がドコモユーザーだから……」などのような、
「仕方なく需要」が大きい気がしてます。
これって企業としては、かなりまずい気がするんですよね。

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.shiratani.net/2010/11/11/%e6%96%b0%e8%a3%bd%e5%93%81%e3%81%ab%e3%81%8a%e3%81%91%e3%82%8b%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%89%b2%e5%90%88%e3%81%af%e3%80%81ntt%e3%83%89%e3%82%b3/trackback/
トラックバックの送信元リスト
新製品におけるスマートフォンの割合は、NTTドコモが14.3%、ソフトバンクが26.1% - 白谷のノート(3冊目) より

ホーム > ニュースな数字 > 新製品におけるスマートフォンの割合は、NTTドコモが14.3%、ソフトバンクが26.1%

注意書き
 このサイトはリンクフリーです。個別記事への直リンクも問題ありません。引用については、ルールの範囲内でどうぞ。
 記事に誤りなどがあれば、コメント欄、または書き手についてページ内のメールフォームを使ってお教えいただけると、大変ありがたいです。
 初めてコメントをご投稿いただく場合、管理人の承認が行われるまで表示されないことがあります。時に、承認まで数日かかることもありますので、あらかじめご了承ください。
書き手について、他
検索
過去に書いたこと
ブックマークとRSS

全ての記事(RSS2.0)
全ての記事(Atom)
全てのコメント(RSS2.0)


過去につぶやいたこと
つぶやいたこと

ページの上部に戻る