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サッカーグラウンド1面分の広さをもつ超大型書店がオープン

大阪・キタに日本一のメガ書店 ジュンク堂&丸善共同で

 書店大手のジュンク堂と丸善が22日、大阪・梅田に売り場面積が日本最大となる書店を開業する。電子書籍の登場やインターネット通販など書店業界をとりまく環境は厳しい。さらに梅田にはジュンク堂を含め多くの書店がすでに大型店を構えており、競争激化は必至だ。

(2010年12月21日 朝日新聞)

 出版業界では、構造的な不況が続いている。そんな中、大阪で超大型書店がオープンするという。

 ジュンク堂の公式サイトによれば、面積は日本最大級の2060坪(約6800平方メートル)。これは、ワールドカップなどで使われるサッカーグラウンド(105メートル×68メートル=7140平方メートル)とほぼ同じ広さだ。
 また、在庫冊数は200万冊。国立国会図書館関西館(図書100万冊以上、和雑誌4万5000タイトル、洋雑誌4万4000タイトルなど)や、日本最大級の公立図書館である大阪府立中央図書館(Wikipediaによれば蔵書数181万冊)を上回る規模だ。1日に1冊読むと仮定しても、200万冊÷365日=5479年もかかることになる。

 上で紹介した朝日新聞記事は、書籍や雑誌の販売金額が減少している現状を伝えている。また、Amazonを始めとするネット型書店の拡大や電子書籍市場の成長が、書店にとって逆風になっているとも解説している。しかし、このような大型書店については、十分に勝算はあるのではないか。なぜなら、そこにはAmazonなどでは得られない楽しさ、「書籍との偶然の出会い」があるからだ。
 Amazonのサイトに入ると、これまでの履歴から割り出された「おすすめ商品」が提案される。この仕組みは、趣味に合った本を手軽に見つけたい場合には、とても便利だ。しかし、好みと大きくかけ離れた本を発見できるチャンスは、案外少ない。僕らが徘徊するのは、「おすすめ商品」と「ベストセラー」ばかりだったりするのだ。Amazonの書棚は広いように見えて、案外狭いと言える。
 しかし、大型書店はそうではない。気の向いた通路を背表紙を眺めて歩くうちに、意外な本がアンテナに引っかかることがある。そして、その本が起爆剤となり、己の書棚をがらりと変えてしまう。そんな素敵な出会いだって期待できるのだ。

 記事によれば、周囲には競合店も数多いという。しかし、僕としては、ぜひこの店にがんばってもらいたい。そして、本屋をぶらりと歩いて回る楽しさを、多くの人に広めてほしいと思っている。

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コメント:2

かずっち 2010年12月22日

そこまで大きくして人は来るのでしょうかね。

白谷 2010年12月22日

かずっちさん、こんにちは。
.
>そこまで大きくして人は来るのでしょうかね。
.
どうでしょうねえ。
書店に足を運ぶ人は減っているので、
この新店舗も苦戦するかもしれません。
でも、既存の書店にはない魅力があると思うので、
意外な集客力を発揮するかもしれない。
どちらに転ぶか、僕にはわかりません。
今後に注目するつもりです。

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