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ハイチ大地震の死亡率は、神戸市の10倍以上

ハイチ大地震1年で追悼集会、死者数は31万人超に

 ハイチ大地震から1年を迎えた12日、首都ポルトープランスなど各地では、多くの市民のほか、政府関係者や各国の要人、宗教的指導者たちが参列して追悼集会が開催された。
 ベルリーブ首相は、追悼のため国連特使として訪れているビル・クリントン元大統領との共同記者会見で、死者数が「31万6000人を超える」と発言。これまで犠牲者数は推計25万人程度とされていたが、過去1年間で遺体の収容が進んだ結果、数字を修正したという。

(2011年1月13日 ロイター)

 ハイチ大地震の被害は、想像がつかないほど大きなものだ。
 上で紹介したロイター記事によれば、地震による死者は31万6000人以上。一方、外務省の「各国・地域情勢」によれば、ハイチの人口は988万人とされる。死亡率は、31万6000人÷988万人=3.2%。31人のうち、1人が亡くなったことになる。信じられないほどの数字だ。

 大地震と聞けば、多くの日本人は、1995年に起こった阪神・淡路大震災を思い出すだろう。兵庫県の記者発表資料「阪神・淡路大震災の死者にかかる調査について」によれば、この地震で亡くなった方は6402人。被害が最も大きかった神戸市では4564人が亡くなった。一方、神戸市ウェブサイトの「人口の動き」ページによれば、1994年10月時点の神戸市人口は151万8982人。つまり、阪神・淡路大震災における神戸市の死亡率は、4564人÷151万8982人=0.3%だった。
 阪神・淡路大震災の体験談は、当時、関西に住んでいた友人・知人から、いろいろと聞かせてもらった。揺れや火災の恐ろしさ、そして、被害を受けたことで人生が大きく変わった人々……。僕にできることは想像力を働かせることだけだが、それでも、その被害の甚大さは身に染みた。ところが、ハイチの死亡率は神戸の10倍以上。被害の大きかった首都周辺では、死亡率はさらに高いに違いない。本当に、想像がつかないほどの被害だ。

 ロイターの記事によれば、ハイチの復興はなかなか進んでいないようだ。全国民の3%以上が亡くなり、4割近くが被災者となったのだから、当然のことだろう。
 僕らにできるのは、ハイチの特産物を積極的に買い、彼らを間接的に援助することぐらいだろうか。例えば、コーヒー豆をハイチ産に切り替えているコーヒーショップなどがあれば、ぜひ利用したいものだ。

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