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日本人の1人あたり電子書籍購入額はアメリカ人の3.8倍

米電子書籍シェア8%超 10年、2・6倍に

 米出版社協会(AAP)が16日発表した2010年の米国での書籍売上高によると、電子書籍が前年の約2・6倍の4億4130万ドル(約370億円)となり、教科書などを除く一般書籍全体におけるシェアが8・3%に達した。

(2011年2月17日 47NEWS・共同通信)

 電子書籍の分野では、アップルやアマゾンといったアメリカ発の企業が大きな存在感を放っている。だから、アメリカに「電子書籍先進国」というイメージを持つ人は少なくないだろう。しかし、少なくとも売り上げの面では、アメリカの電子書籍市場はまだまだ小さい。
 上で紹介したmsn産経ニュース記事によれば、2010年におけるアメリカの電子書籍売上高は370億円。一方、インプレスR&Dのニュースリリース「2009年度の電子書籍市場規模は前年比23.7%増の約580億円~2014年度には2009年度比約2.3倍の1300億円と予測~」にあるとおり、日本の電子書籍市場は574億円だ。人口1人あたりの年間売上高を算出すると、アメリカが118円で、日本は450円。日本人は、アメリカ人の3.8倍もの電子書籍を買っているのだ。

 もちろん、アップルの「iPad」や、アマゾンの「Kindle」で読書を楽しむ日本人が、アメリカ人以上に多いわけではない。前出の「2009年度の電子書籍市場規模~」によれば、日本における新プラットフォーム(スマートフォンなどを指す)向け電子書籍市場は、たったの6億円。全電子書籍市場の1%に過ぎない。市場の中心は、全体の89%を占める「ケータイ向け電子書籍市場」(513億円)だ。
 携帯電話の画面の狭さを我慢しながら、小説やコミックを読んでいる人は多い。これらの層が、より快適に読書できるスマートフォンやタブレット端末に移動する可能性は十分にあるだろう。「2009年度の電子書籍市場規模~」も、3年後の新プラットフォーム向け電子書籍市場を200億円程度、5年後は600億円程度と見積もっている。

 電子書籍に対する日本人の需要は、かなり大きい。ファイルフォーマットの統一などの課題をきちんとクリアできれば、今後、相当規模の市場が期待できるはずだ。

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