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サッカー アーカイブ

1999年10月09日

保育園の運動会/「オランダ代表対ブラジル代表」

 今日は、子供の保育園の運動会だった。僕と彼女の両親もそれぞれやってきて、6人で参観。
 途中で、市の保育課の課長がきて、しばらく話をする。保育園を巡るトラブルに、新たな動きがあったらしい。そこで、来週末あたりに臨時の父母会を開くことと、父母会のホームページを立ち上げることを決意。

 昼過ぎに運動会は終了。僕らの父母に子供たちの世話を頼んで、僕と彼女は片付け作業の手伝い。12時過ぎに終了し、帰宅。昼食に寿司のデリバリーを頼み、みんなで食べる。
 このところ、昼間に眠るリズムになっていたのだが、両親が、しかも4人も来ている状況ではそういうわけにもいかず、眠いのをこらえて夕方まで過ごす。そして、双方の両親が帰った18時過ぎから、少しだけ横になろうと思ったのがいけなかった。
 次に目が覚めたのは22時過ぎ。アルトマイで行われていた、サッカーのオリンピック予選「日本対カザフスタン」戦を見逃してしまった! 楽しみにしてたのに……。

 その鬱憤晴らしのつもりで、深夜ディレクTVで放送されていた「オランダ代表対ブラジル代表」戦を見る。いや、やっぱこういうサッカーを見てると、友人のIさんの「Jリーグなんて見てらんないっしょ」ってセリフもうなずけちゃうよなあ。パス速い速い。それにトラップも正確。だから、Jリーグの試合に比べて、フィールドが狭く感じるんだよな。体感値としては、面積7割くらいってところか。つうことは、パススピードがJに比べて1.5倍くらいに感じられるってことか? ま、物理的にはそんなことはありえないので、あくまで体感値ということなのだが。
 いやあ、でも、オランダのサッカーすごいっす。大きくて速くて強い。しかも、北欧あたりのそれとはちがって、メチャ攻撃的だし。でも、ブラジル代表も、なんかこう、「軽業師」みたいなタイプが減ってきた感じがするなあ。リバウドにしてもロナウドにしても、基本はアスリートって感じだもん。もちろん、ブラジル的テクニックは身につけてるとしても、でも彼らがイタリアなりスペインなりで活躍してるのは、全然違和感ないもんな。
 そういう意味では、ブラジルリーグ(フラメンゴだったっけ、それともバスコだっけ?)に戻って大復活したロマーリオ、この人って、いかにもブラジル代表って感じだよなあ。

1999年10月14日

コッパ・イタリアでのペルージャ戦/放送部OB会のホームページと、フリーライターという職業名

 CSで、ペルージャの、コッパ・イタリアでの試合を観戦。これが、見事につまらなかった。数日前に見た「オランダ代表対ブラジル代表」に比べて雲泥の差。
 まず、意図のないパスが多いのだ。ディフェンダーから前線へ、「誰か何とかしてくれ」ってロブが出る。で、フォワードがヘッドで競って、またルーズボール。あるいは、アウトサイドから真ん中へボールが入ったが、ディフェンダーに囲まれて潰され、これまたルーズボール。どうにも間延びして仕方がない試合展開だった。まるで、マリノス対FC東京といった趣き。むしろ、セリエBだという相手チームの方が小気味良いゲームしてやがんの。あ~あ。前半だけ見て、もう後半は見る気が起こらなかった。
 まあ、それでも、中田はさすがの動きだったな。コーナーキックは右からも左からも蹴ってたし、フリーキックも蹴ってた。ホントに堂々としたもんだ。


 高校時代に入っていた放送部のOB会が、ホームページを開設している。今日、大規模なリニューアルが完了したという知らせが届いたので、早速アクセスしてみた。
 すると、リンクのページに僕のウェブサイトもあって、そこの解説文にこう書いてある。
 「フリーライターをなさっている白谷氏のページです。 さすが職業としているだけあって、色々な読み物があります。」
 そりゃまあ、一応フリーライターはやってるけどなあ……。でも、だからと言って大した文章が書けるわけでもないんだよなあ、これが。しかも、筆不精のライターだから、しめ切りのないウェブの文章なんざ、なかなか充実するはずもない。
 文章を書くのがうまいからライターをやってるわけじゃないし、文章を書くのが好きでたまらないからライターをやってるわけでもないんだよな、俺。だから、「職業としているだけあって」なんて言われると、逃げ出したくなっちゃう。

1999年11月02日

ミヤトビッチにスタンコビッチ……

 友人のIさんに、名波がイタリアでの公式戦初ゴールを決めた試合と、Euro2000での「クロアチア代表対ユーゴ代表」の試合を録画したビデオを郵送。
 実は、両方とも録画しただけで、まだ試合を見ていないのだ。そのため、一応スタメンだけでも確認しておこうと思って、ちょっとだけ見てみた。クロアチアの方は、ボバンやスーケルといったおなじみの選手が出ている。ユーゴも、スタンコビッチとかミヤトビッチが出場していた。ストイコビッチは出てなかったなあ、1ヶ月くらい前の代表戦では、キャプテンマークつけてプレイしていたような気がするけれど。

 ところで、ユーゴの選手は名前に「ビッチ」がついている人が多い。先発イレブンのうち、9人までが「~ビッチ」という名前だった。たしか、「ビッチ」って「~の息子」という意味だったような? ワールドカップのとき、そんなコメントを耳にしたことがある。

 で、英語には「ジョンソン」とか「ピーターソン」、「トマソン」って名前があるよな。これ、実はスゴイことなんじゃないだろうか? だって、それぞれ、ヨハネの息子、ペテロの息子、トマスの息子って意味だもんなあ。使徒の息子っていう名前がこんなにもポピュラーなのは、さすがキリスト教はちがうなあって感じ。日本には、「空海の息子」とか「親鸞の息子」ってな名前ってないもんなあ。

1999年11月07日

サッカーの日本代表、オリンピック出場権獲得

 サッカーの五輪代表が、最終予選でカザフスタンに勝ち、オリンピック出場権を獲得した。最初はどの選手もなんだか硬くて、大丈夫かって思ったんだけど、トルシエ監督が交代メンバーを投入してから流れが変わり、平瀬の2ゴールで逆転。最後は中村俊輔のフリーキックが見事決まってダメを押した。
 この試合、3点目の中村のフリーキックの直前、中田英寿と中村が話をしていたシーンが、僕にとっては印象的だった。これに関しては、某掲示板に書きこんだ文章を引用しておく。


僕の中では、中村俊輔の評価ってこれまで低かったんですよ。
パスはうまいが、ひょろっとしていてすぐに転ぶし、
ふてくされてばっかりで、いざというときに役に立たん、と。

ところが、今日の試合で、ちょっと見方が変わりました。

3点目のフリーキックの直前、セットされたボールの前で
中田が俊輔に向かって笑いながら話をしていましたよね。
あの顔は、強烈だったなあ。
これまで僕が見た代表の試合で、中田のあんな表情、初めてです。

イシイさんが言っていたように、中田は楽しかったんだろうなあ、ホントに。
これは想像ですが、中田がああした表情をチームメイトに向けるのは、
財前とコンビを組んでいたとき以来ではないかと思ったりもします
(もちろん、そのシーンを見ているわけじゃないけど)。

日本人は、なんでも道にするのが好きだって、良く言われますよね。
剣道、柔道、華道に茶道、
野球道、相撲道、板前道、作家道、東海道に織田無道……(ちょっとサブいっすね)。
で、決り文句は「相手がどうこようと、自分の相撲をとろうと思いました」。
加茂さんや岡田さん、それに井原あたりも、
「自分のサッカー」って表現を良く使ってたよなあ。

でも、違うだろうよ。

サッカーの本質は、路地裏のトリックゲーム。
ガキ同士の、ボールを使った鬼ごっこだったりするわけだ。
そこでは、「自分の形」なんてカスだ。
相手の微かな動きを見て、相手の目の中に潜むわずかな影を覗きこんで、
そしてスルリと相手を交わして置いていく。
そういう「騙り」の精神こそがサッカーじゃあないですか?

今日、中田は、日本代表戦では久しぶりに、そういう気持ちを思い出したんじゃあないのかなあ?
国立のフィールドで、本当のサッカーができる喜びを感じた。
そして俊輔は、中田というガキ大将に、遊び仲間に選んでもらった。
言葉を知らない日本人だった俊輔がガキ大将からボールを手渡され、左足で蹴り出すと、
「ゥウオーターッ!!」

タイ戦で中田が右サイドの平瀬に出した高速パスに代表されるように、
中田以外のイレブンの手には、ジャブジャブと水がかけられていたと思うですよ僕は。
で、最初に言葉を獲得したのは俊輔だったのだと。
本当のサッカーを獲得したのは俊輔だったのだと。

いっやあ、この後が楽しみだなあ。
小野が戻ってきたとき、俊輔と小野の間で、どんな化学反応が起こるんでしょうか?
錬金術師トルシエ(もちろん、彼も世界共通語を操ります。多分、ものすごく流暢に)が、
どんな風に「るつぼ」をかき回すんでしょうか?
そして、どんな生成物が生まれるんでしょうかねえ?


しかし、4年前にトルシエがいたら、
前園はどうなってたかねえ。

長文失礼。

 4年前のアトランタ代表も、ものすごく期待感を抱かせてくれるメンバーだったけど、シドニーの代表はそれ以上かも。こりゃあ、オリンピックが始まっても、楽しませてもらえそうだ。

1999年11月13日

佐賀新聞の記事データベース/国会議員の平均年齢/オリンピック代表の司令塔は?

 「+・-・×・÷」の文章を書いているときに、国会議員の平均年齢を知りたいと思って「Yahoo!」などを使って検索してみた。しかし、これがなかなかわからないんだよなあ。
 まずは、衆議院のオフィシャルサイトに行ってみる。と、どこにも国会議員の平均年齢なんて書いてない。それどころか、各議員の年齢すら書かれてない。どうしてだ? 年がバレルとマズイのか、議員さんってのは?
 仕方ないので、いろいろなサイトを回ってみたのだが、議員の平均年齢を調べているサイトは見つからなかった。全議員のプロフィールをまとめているサイトは見つかったが、さすがに、500人の平均年齢を自分で計算して出すほど、ヒマも根性もない(いや、実はヒマならあるんだけど……)。
 あきらめかけて、「ニフティの新聞記事検索でも使おうかなあ、でもなんだかバカバカしいなあ(とは言え、先日はダイエー工藤が西武を離れたときのいきさつが知りたくて、サンスポの有料記事検索サービスを使ったりしてるのだが)……」なんて思ってたときに探し当てたのが、佐賀新聞の記事データベースサービス。これって、おそらく日本で唯一の、無料の新聞記事検索サービスじゃあないのかなあ? 偉いぞ、佐賀新聞!

 さっそく調べてみると、96年の衆議院議員選挙の結果分析が見つかった。それによると、衆議院議員の平均年齢は54.8歳。これは96年当時のデータなので、今は57~8歳というところなんだろう。ま、大体予想していた数字。あと20年くらいしか生きない人たちに、今の政治は動かされているということなんだよな。なんだかなあって感じ。


 今夜は19時から、オリンピックのサッカー最終予選「日本対タイ」をテレビ観戦。個人的には、市船時代から好きだった(だって地元だし)北島が活躍できなかったのが残念だった。やっぱり、まだチームにフィットしてないのかなあ、それとも意気込みが空回りしてたんだろうか? パスへの反応が、平瀬より2タイミングくらい遅れちゃうんだよなあ。これって、中田のパスを受けてないってハンディもあると思うんだけど……。とにかく、市船出身のFWとして頑張って欲しいよな、北島には(森崎は、あんなに期待されてたのに、あっさりジェフを解雇されちゃったし)。

 しかし、中村俊輔はやっぱり左サイドより真ん中の方があってるよなあ。でも、そうすると中田はどこで使うんだろう? そして、小野が戻ってきたら、どうするんだろう? 俊輔と中田と小野、このすばらしい3人の才能は共存できるんだろうかなあ。
 ペルージャでの中田は、一時「1.5列目」的なポジションをとっていた。それに、この前のカザフスタン戦でも、FWのポジションで動いた時間帯もあった。だから、ワントップ(平瀬かなあ、柳沢かなあ。もし23歳以上の枠を使うなら、城あたりもあり得るか?)気味の配置にして、トップ下に中田を置き、その下に俊輔と小野のダブル司令塔って感じにするのが、一番普通の考え方なんだろうか。右のウイングバックは市川大祐で、左は本山。ボランチには稲本と遠藤(ここには、「日本のダービッツ」伊東輝悦が入るか?)なんて感じだと、かなり楽しめそうではある。小倉・城・前園・中田・伊東というアトランタ代表以上に期待させるかも。
 でもなあ、僕は、中田は「1.5列目」には向いていないと思うんだよな。もちろん、中田は頭がいいし、能力も高いからなんとかこなしちゃうのかもしれないけど、でも中田ってのは、ゴール前で思いもよらないきらめきを放つ、いわゆる「ファンタジスタ」(デル・ピエーロとかロベルト・バッジオみたいな)としての側面は強くないと思うんだよなあ、僕としては。ただ、一番「ファンタジスタ」的要素の強い俊輔は、線の細さがFWにはどうかという危惧がある。そして、小野にはひらめきも強さもあるが、スピードがない。
 もし、俊輔・中田・小野の3人を、全員フィールドに立たせようと思ったら、やはり中田にボランチをやってもらうしかないと思うんだけどなあ。日刊スポーツによると、昨シーズン、中田はセリエAで、合計116回ボールを失ったそうだ。一方、相手からボールを奪った回数は、なんと220回。アメリカンフットボール流に言えば、ターンオーバーレシオは+104。非常に高い。攻撃的MFの数字じゃあないよね、これって。
 守備力もあり、展開力も視野の広さも兼ね備える。そして、強さと低い位置からの安定したドリブルを持っている中田には、日本のドゥンガになって欲しいんだよなあ。そして、中田の周りを、日本のダービッツが走り回る。それが一番いいと思うんだけど。

 ま、「日本のロナウド」みたいなFWが1人出てくれば、すべて解決なんだろうけど。

1999年11月27日

自転車で小岩まで/「お受験殺人事件」?/どこでもいっしょ、お別れ/レッズ、J2落ち

 小岩に新しくオープンする家電量販店のチラシが入っていた。見ると、携帯が安い。ちょうど、IDOからドコモに買い替えを考えていたし、小岩だったら自転車でも行ける距離。最近運動不足だし、ここはジョギングと散歩がてら行ってみようと思い、家を出る。
 僕の家から江戸川までが15分、江戸川をわたってから店までが20分の、合計35分ほどで到着。しかし、ここで大きなミスが発覚。なんと、申し込みに必要な銀行印を忘れてしまったのだ。サイクリングのつもりでいったん家に戻り、今度は違う道を通ってもう一度小岩へ。で、携帯を手に入れてから再び帰宅。トータルで3時間くらいは自転車に乗っていたか。これなら、自転車に乗っている時間だけ仕事をした方がいいかも、などとも思っ
 たけれど、でも、久しぶりに長い時間ペダルをこぐのは、悪くなかった。


 さて、巷を騒がせている「お受験殺人事件」だが、僕も世間一般の感想と同じで、どうにも腑に落ちない。
 最初、幼稚園での目撃証言が非常に少ないという報道を耳にして、これは男性の犯罪ではないと思った。だって、幼稚園に男性(しかも、部外者で、場合によっては変質者的なオーラを出していることも考えられる)が入ったら、これは目立つもん。それに、殺された2歳の女の子は、その幼稚園の園児ではないわけでしょ? だとすれば、1人で園の外に勝手に出る可能性は低そうだし、仮に出たとしても、やはり男性に手を引かれて道を歩いてたりしたら、これも目立つもん。
 すぐに思い出したのは、市川市で起きた事件。子供が欲しいと思いつめた女性が、デパートの踊り場のベビーカーに入れられた乳児を連れ去ってしまったという話だ。で、もし女性が連れ去ったのであれば、子供はおそらく無事だろうなあ、そんな風に思っていた。だから、子供の遺体が見つかり、しかも犯人は女性というニュース速報を見たときは、意外な感じがした。

 しかしなあ、この事件、ホントに「お受験」だけが原因なのかなあ? たしかに、その地域は受験熱も高いのだろうし、幼児の受験においては子供の評価より親が評価されるという側面が強く、その分プレッシャーも感じるのかもしれない。また、専業主婦にとっては、子供の評価が自分の評価に直結するという傾向があるという話もわからなくはない。でもなあ……。
 例えば、一族すべてが東大とか慶応の出身で、自分たちも、いわゆる「レベルの高い」学校に子供をやらないとどうしようもなく肩身が狭いってなら、まだ話はわかる(納得はできないけど理解は、ね)。でも、そういうわけでもないんでしょ? 受験に失敗(しかも抽選で)しただけで人を殺すかね?
 新聞報道を見ると、まだ容疑者は動機について、「親同士の心のぶつかり合い」以上の事を言ってないらしい。ここも、いかにも怪しいよな。この事件、見た目ほど単純ではないのかもしれない。


 「どこでもいっしょ」だが、うさぎの「みいちゃん」から、今日唐突に別れを告げられてしまった。明日の夜、月に帰らなきゃいけなくなったらしい。長女と、しばらく悲しむ。
 しかし、長女はすぐに「次は猫ちゃんを飼おうかな」などと言っていた。切り替え早いなあ。


 夜はペダル疲れで早々に就寝。深夜に目が覚めて、日刊スポーツのウェブサイトを見て、浦和レッズがJ2落ちしたことを知り、驚く。
 でも、浦和は2部に落ちてもサポーターは残るかもしれない。そしたら、本当の意味で、レッズって市民クラブになるよなあ。ちょっと楽しみだ(市原は、J2落ちしたら即解散かもしれないもんなあ)。ま、レッズファンはそれどころじゃないかもしれないが。

1999年12月11日

凋落の49ers/沢登のFK/工藤は巨人に

 昨日録画しておいた、NFLレギュラーシーズン第13週「サンフランシスコ49ers対シンシナティベンガルズ」を見た。
 このカード、僕がこれまで見たスポーツの試合の中で一番エキサイティングだと思っている「第23回スーパーボウル」と全く同じ顔合わせなんだよな。この試合のビデオは、僕の一番の家宝。これまでに、もう200回は繰り返してみていると思う。
 最近のナイナーズは完全に凋落してしまって、12週終了時点でなんと3勝8敗。17年ぶりに勝ち越せずにシーズンを終えることが決まっていた。大体が、モンタナがスターターになってからこっち、10勝6敗のラインを割ることさえなかったのになあ。栄枯盛衰ってことか。ベンガルズも、今シーズン絶不調。不調同士の戦いではあるが、でもなんつうてもナイナーズ対ベンガルズ、ということで。

 で、試合を見た。今のナイナーズはとにかくオフェンスが最悪だという話を聞いていたので、そのつもりで見ていたのだが、オフェンスはまずまずだった。ジェリー・ライス、テレル・オーエンス、J.J.ストークスのWR3本柱は、きっちりと仕事をしていたしなあ。ライスはさすがに衰えたという感じだったが、それでも9回のキャッチで2タッチダウン。150ヤード以上を獲得していた。多分、トータルで500ヤード以上稼いでいたのだと思う。ま、ベンガルズのディフェンスが弱いのに助けられた側面も大きいのだが。

 一方のディフェンスが、もう目を覆っちゃうほどのひどさだった。特にセカンダリーは最悪。
 ハーフタイムに、ナイナーズのマリウチヘッドコーチに対してのインタビュアーの激辛質問に大爆笑。いわく「あなたのチームのディフェンスバックは、本当にNFLの人なんですか?」
 いやホント、それくらいひどかったのだ。CBがWRとの一対一に全く勝てないから、QBはふわっと浮かせたパスを単純に投げるだけでOK。あとは、ベンガルズのレシーバーが好き勝手にキャッチしている。こりゃ、オフェンスがどんなに頑張っても勝てないって。

 スティーブ・ヤングは、もう引退だろう。ジェリー・ライスも、せいぜい1年かなあ。ま、この2人が引退すればサラリーキャップにも余裕ができるから、3年後にはちっとはマシなチームになってるかもしれない、ナイナーズも。それまで、ビル・ウォルシュの首がつながってるかなあ(マリウチはもうダメだろうけど)……。


 夜になって、Jリーグのチャンピオンシップ第2戦を見る。アレックス退場直後の、沢登のフリーキックに、思わずガッツポーズ。伊東輝悦好きの僕としては、ぜひ清水に勝ってもらいたかったのだが……。
J1も、1シーズン制にすればいいのにな。


 工藤はどうやら巨人に行っちゃいそうだなあ。くわ~、最悪。
 清原が巨人に移籍してから、日テレの野球中継をいやいや見ていた(もちろん清原の打席だけだが)けれど、またこれでその時間が延びることになりそうだなあ。しかも、バカな夕刊紙が工藤たたきに張り切っちゃうだろうし。あ~、やだやだ。

2000年01月03日

夜中に本の整理/オランダサッカー

 夜中に思い立って(というか、酔った勢いで)本の整理を始めた。さしあたって読むことのない文庫本を中心に、プラスティックのボックスに放り込む。カミュとかトルストイとか、太宰とか芥川とか、そんな高校・大学時代に読んだ本がわらわらと湧いてきて、懐かしい気持ちになる。
 とりあえず、800冊ほどの文庫本を箱詰め。本棚がかなりすっきりする。


 朝日が昇るころ、昨日録画しておいた、サッカーの「オランダ代表対アルゼンチン代表」のテストマッチを見る。どちらも良いチームだなあ。こういう試合を見た後は、日本代表ってまだまだだよなって思っちゃう。
 特に、オランダのGKファン・デル・サール、素晴らしい。あんなに足技が安定しているから、ディフェンダーも安心してボールを預けられる。川口なんてまだまだ、楢崎なんて足元にも及ばない、と言うより、相馬とか秋田などA代表のフィールドプレイヤーにしたって、ファン・デル・サールほどのテクニックを持っている選手は少ないんじゃないか、そんな風に思えたほど。

 ブラジル、イタリア、スペイン、イングランド、アルゼンチン……。サッカーの世界は広いが、オランダのサッカーは僕にとっては格別だ。大きくて、強くて、速い。グラウンド全体をフルに使ったパス回しのスピード感は、まるでNBAを観戦しているような錯覚に陥るほど。そして、見事なパス回しを可能にする球捌きの能力、なかでもトラップの正確さ。シュートみたいな勢いのボールが足元に入って、ピタッと止まるのを見ては、もはや「ふえ~っ!」なんて間の抜けた感嘆詞しか出てこない。

 でも、あれだよな、オランダリーグにはもはや、オランダ人の大物選手はほとんど残ってないんだってね。クライファートやコクーなどスペインリーグに行ってる選手は多いし、ベルカンプやオーフェルマルスはアーセナルだ。ダービッツは、……セリエAだったよな(どこだったっけ?)。そうそう、ファン・デル・サールもアヤックスを出たんだよね、確か(余談だが、リトマネンもアヤックスを出てバルサ入り。ホント、アヤックスって誰もいなくなっちゃったよなあ、と思ってたら、ヌワンコ・カヌーの弟が、なんとDFとしてアヤックスデビューを飾ったというニュースもあり!)。

 そんなことを考えながら、勢いで「UEFAカップ3回戦 アーセナル対ナント」戦を見る。ベルカンプ、上手い! カッコイイ! カヌーも相変わらず妖しい。この試合も面白かった。しかし、カヌーと交代で出てきたのがスーケルで、こりゃあ豪華だなあって感じ。ACミランで「ボバン→レオナルド」っていう超豪華な交代パターンがあるけど、それに引けを取らない。

2000年01月07日

ゲームが入り口/ルールとマナー・常識家の僕/城のスペイン移籍

 14日までに書けばいいと勘違いしていた原稿が、実は7日アップだったことが判明。6日の朝からあたふたと取り掛かり、7日の朝までになんとか書き上げる。


 睡眠不足の目をこすりながら、昼過ぎに新宿へ。電車内で「Number PLUS 第4巻~競馬 黄金の蹄跡」を読んだ。

 僕が競馬を見るようになったきっかけは、ゲーム「ダービースタリオン」だった。名作ソフト「ベストプレープロ野球」が大好きだった僕は、同じ人(言わずと知れた園部博之氏、っつうても当時は全然知名度低かったと思いますけど)が作ったゲームがあるということで、暇つぶしに買ってみようかって思ったのだ。競馬なんて全然興味なかったし、ギャンブルが好きだっつうこともなかったんだよな。
 ところが、プレイしてみると面白い面白い。聞いたことのある馬の名前は、せいぜいシンボリルドルフとミスターシービー、そしてハイセイコーくらい。「ハイペリオン」や「ナスルーラ」や「グレイソブリン」や「ネイティブダンサー」や「ノーザンダンサー」、あるいは「ノーザンテースト」や「リアルシャダイ」や「マルゼンスキー」や「サクラユタカオー」、そんなところも知らない僕だったのだが、見事にハマってしまった。当時半同棲状態だった彼女の部屋で夜中ずっとダビスタをやり続けて、「ここは私の部屋なのよっ、ゲームばかりされるとイライラするっ!」なんて深刻な喧嘩をしてことも何回かあるったなあ。

 競馬に興味を持った僕が手始めに買ったのが、ダビスタの攻略本。次は、Numberの競馬特集号。やがて、「Gallop」などの専門誌を買ったり、週末の競馬中継を見るようにもなった。今では、メジャーな馬の名前くらいは把握している僕だ。馬券は買わないけど。

 今競馬場に通っている30代以下の男の中で、こういうヤツって意外と多いんじゃないかと思う。昔からのファンは、「けっ、ダビスタ上がりが」なんて思ってるだろうけど、でもこういう入り方もOKなんじゃないのかなあ? 他にも、「サカつく」から入ってサッカーファンになるとか、「グランツーリスモ」で気に入った車を、実際に買ってみる、とかさ。
 (余談だけど、マンガには多いパターンだよね。「哭きの竜」読んでマージャン始めたり(で、雀荘とか友達の部屋で「ふっ」っとか言ってたりするんだ。くえぇ~っ、迷惑だなあ~)、「美味しんぼ」読んで料理に凝りはじめちゃった知り合いは多いもん。)
 優れたゲームってのは、この世の中に存在するいろいろな楽しみを、手軽に体験させてくれる。だから、ゲームを入り口にしてある分野にのめりこむって流れは、全然アリだと思うんだよな、僕は。

 なので、願わくばNFLファンの僕としては、「テクモスーパーボウル」(でなくてもいいんだけど)の続編のリリースを、切に願っていたりするのだが。


 新宿での取材は16時過ぎに終了。南新宿の紀伊国屋書店に寄って、仕事のための資料と、「Number PLUS 第5巻~格闘者 魂のコロシアム」(文芸春秋社)、「浅草キッドの芸能界地獄の問題集」(浅草キッド/青心社)、「笑芸人」(高田文夫編/白夜書房)を購入。「笑芸人」はどこの本屋に行っても売り切れだったし、「浅草キッドの……」なんかは、もう絶版になったと思ってたのに、どちらも入手。さすが紀伊国屋だ。

 しかし、紀伊国屋書店のあたりって、どうしても南新宿って言っちゃうんだけど、地理的には代々木だよなあ。住所的にも、JR新宿駅南口を出て甲州街道を渡ると、すぐに「渋谷区代々木」だしさ。

 帰りの電車の中では、「電脳農奴解放ジャーナル Vol.2」を読む。


 友人のIさんが作っているサイトで、「ルールとマナー」というテーマの文章が掲載されていた。実は、僕も偶然、ちょっと前に同じテーマで考え事をしていたのだ。
 僕が考えていたのは、例えば高速道路で時速100kmで走るのがルール、時速120kmで周りの流れに逆らわず乗るのがマナー、なんてことだった。現代日本、特に都市部で心地よく生活するためには、ルールよりむしろマナーが大切、なんていう、極めて常識的な発想。
 ところが、Iさんの方が考えていたのは、さすがに一味違う内容。

 僕は基本的に、常識家なのだ。でも、それではいかん。やっぱり、僕も、人と違うことを考える訓練をしなくちゃいかんですなあ。


 マリノスの城がスペインリーグへ移籍。活躍できるといいけどなあ。
 日本人のMFは、多分世界に通用するはず。中田はもちろん、名波だってちゃんとやってるし、小野も中村俊輔も、あるいは稲本や伊東輝にしたって、全然やっていけると思う。DFにしたって、何人かの選手は海外のリーグでもやれるんじゃないのかな。
 でも、FWはどうなんだろうなあ?
 これで城が成功すれば、ホントに日本のサッカーって、ひとつの壁を突き抜けられると思う。ぜひ頑張って欲しいなあ、城には。

 ただ、城には2つの不安がある。1つは、わずか半年だけの契約ってところ。前園がブラジルに行っても、契約期間の短さやレンタル移籍という形態が不利を招いた。城も、スペインで「お客さん」扱いされないといいんだけど……。
 もう1つの不安は、城が周囲からの後押しを受けて海外に出ること。もちろん、それはそれで素晴らしいことでは有るんだろうけど、でも、中田があれだけの結果を出したのは、あるいはメジャーリーグに行った野茂や吉井、伊良部が活躍できたのも、彼らには帰る場所がなかったからだと思うのだ。「日本にはもう戻らない、戻れない」という意識が覚悟につながったからこそ、あれだけ働けたのではないのかなあ? だとすれば、城、大丈夫なのか?

 とりあえず、1週間か2週間以内に、城は試合に出る雰囲気だ。ぜひその試合を見てみたいな。

2000年01月14日

東京はメガロポリス/なんなんだ携帯のハートマーク/中田、ローマへ

 浜松町での取材を終えた後、新橋まで移動するのに、気分を変えてJRではなくゆりかもめに乗った。
窓から、勝どきとか晴海、築地のあたりを眺めていた。見慣れない高層ビルがいくつも並んでいる、レールの下を見るとハイウェイに車が鈴なりになって連なっている。すると、なんだか自分が、見知らぬメガロポリスにいるような錯覚。そうだ、僕が今いるのは、数百万人の人が集まっている街なんだ、と少し感慨を覚える。
 普段は別段意識もしないが、東京は世界でも有数な集積都市なんだよな。いろんな人が集まって、いろんなやり取りをしてる。肩を並べて歩き、すれ違っている。
 これって、かなり貴重な体験なのかも、などとも思う。

 たった一駅の間だったが、楽しい時間だった。


 ところで、夕方携帯を見てみたら、液晶画面の下の方に、知らないうちにハートマークが表示されていた。どういう意味だ? この携帯、オレに惚れたか?
 なにしろ、携帯電話の機能の、おそらく5%くらいしか使ってない僕。どのボタンを押しても、ハートマークは消えやしない。なんなんだ?


 今日、久しぶり(と言っても3日ぶりくらいか)に中田のホームページに接続できた。この1~2日、多分膨大なアクセスが集中したからなんだろう、ずっとページが表示されない状態だったんだよな。で、RealPlayerで中田がコメントしている画像も見た。
 とにかく、ローマ行きがちゃんと決まって良かったなあ。

 中田は「使われる」より「使う」タイプ。
 ペルージャでのファーストシーズンでは10得点もたたき出しちゃって、おかげでFWでプレイする時間もあったほどだが、彼の最大の長所は得点力じゃないもんな。中田の一番の武器は、広いフィールドビジョンと判断力の速さ。であれば、自分がペナルティエリアに飛び込むよりも、ゴール前のスペースに決定的なパスを出してFWに仕事をさせる方が、より活きると思うんだよな。
 ペルージャではラパイッチとイブライム・バがいたけど、ローマではもっと上手くて速い相棒と組めるかもしれないし、それに弱体ディフェンダーが無意味なロングボールを連発して、中田の頭の上をボールが飛び越えてしまうという事態もも減るだろう。そうすれば、彼の長所も、もっと活きてくるはず。

 それから、ローマではボランチとして起用されるかも知れないらしい。これも、悪くないニュースだと思う。確かに、得点やアシストの数は、トップ下のポジションをやるケースより減るかもしれない。でも、今のサッカーって、ヘソはボランチだからなあ。ここでちゃんと仕事をすれば、中田の評価はまたアップするだろう。また、中田がボランチでいけるとすれば、日本代表だって助かるぞ。小野と中村俊輔が、中田と一緒に使えるんだから。ま、稲本も伊東輝もいるし、みんながみんな同じピッチに立てるってことでもないと思うけど、でも、ドーハの時、都並が怪我したら誰もいなかったって悲しい状況は、これで避けられる。
 それに中田って実は、ボランチ向きだと思うんだよな。ペルージャで何度も見せていた、低い位置からのドリブル突破。大きな展開ができる正確なパス能力。少々のチャージでは倒れない強さ。これで守備力を磨けば、ホントのホントにスーパーな選手になれるのでは? 例えばデシャン、例えばベーロン、例えばダーヴィッツ、例えばドゥンガ。

 ま、トッティと争ってトップ下をやってもらっても、それはそれでいいよな。うん。どっちに転んでもいい。

 しかし、中田、名波、城、小倉(Number最新号は、小倉のインタビューが読みたくて買っちゃった。彼にはホント、成功して欲しい)、前園……。みんな海外に出て行くよな。素晴らしい。Jでダラダラ試合してるより、海外でオヤジの罵声を浴びながらボールを追った方が、絶対にいいって。
 だから小野もねえ、ホントはプレミアリーグかスペインに行って欲しかったのだが。増してや、今シーズンはJ2だからねえ。
 ただ、今年の小野は、シーズンの半分くらいは日本代表に召集されてるらしい。それで、『小野は「浦和レッズ所属」ではなく、「日本代表所属」ってことなので、レベルの低い試合に慣れてしまうと言う事もないのでは』という意見もある。なるほどねえ、だったらまあ、いいのかなあ?

2000年01月16日

父母の会定例会/中田と名波を見る/Linux

 昼過ぎに家を出て、市川市公立父母の会の定例会に出席。各園に配る会報紙を仕分けしたり、来月の会報のネタと分担を決め、2時間ほどで終了。
 最後の方で、『「平日は忙しいから、せっかくの休日は子供と一緒に過ごしたい。それなのに、休日をつぶして父母会に参加するなんてイヤだ」という人って多いよねえ』なんて話になった。そうなのだ。子供を保育園に入れている以上、その親は平日は働いているのだ。しかも、フルタイムで働いていれば、帰宅するのは夜になる。例えば、僕の妻が仕事から帰ってくるのは19時。そこから、子供が寝るまでの間は、どう考えたって4時間以上にはならない。だったら、せめて休日くらいは一緒にいてやろう、そう思うのは人情だ。中には、土曜日も出勤という会社だってある。職種によっては土日が稼ぎ時だってケースもある。そりゃ、父母会なんかに参加するのは大変だ。
 僕はもう、活動を絞り込むしかないと思っている。市との懇談会によって、父母の要望を伝えて行くことを中心にして、あとの仕事は思い切ってなくしてしまう。定例会も1時間程度でサクッと終わらせ、可能ならネット上に機能を移したい。そうして、多くの人が気軽に参加できるような環境にしないと、ますます参加者は減ってしまう。負のスパイラルに落ち込んでしまうのだ。

 とりあえず、父母会の会報に、3ページ分の原稿を書くことになった。会報は全部で4ページなので、4分の3ということだ。ま、一応書くことは本職だし、物理的にはそれほどの負担ではないのだが、締め切りが増えるのは心理的にはツライ。しかも、確か、僕の子供が通っている保育園の「園便り」でも、原稿を頼まれてたなあ。これも、そろそろ書かなくちゃ。だははは、売れっ子だなあ。
 ふ~。


 夜になって、ある原稿の企画が変更になったとファックスが入る。ひええ、締め切りはもう3日後だよ! んな無茶言うなよ~っ、とファックスに向かって一人ごちる。


 日テレで放送されていた「ヴェネツィア対フィオレンティーナ」戦と、フジテレビで放送されていた「ローマ対ヴェローナ」戦を見る。短い時間しか見られなかったが、中田はさすがにまだ、完全にはフィットしてない感じ。1本、左足の惜しいシュートがあったが、キーパーにセーブされてしまった。あれが入っていれば、一気にローマに受け入れられたかも知れないけど、ま、そんなにうまくは行かないか。しかし、1年半前のユベントス戦で2本も決めちゃった、ありゃホントでかかったなあ。カズはセリエAに入ってすぐに鼻を骨折しちゃった。実力ってことよりも、そういうめぐり合わせってヤツで、全然運命って変わってきちゃうんだよね。

 名波は、あんなにいい人だったっけ? サッカーでは、正直じいさんより意地悪じいさんのほうが成功すると思うんだけど、名波ってなんだか気配り君過ぎ。ちょっと心配だ。


 深夜、ふとLinuxをインストールしようと思い、いろいろと作業。でも、どうもうまく行かない。最初は軽い気持ちだったのだが、うまく行かないとだんだん意固地になってくる。
 とりあえずLinux本を一冊買い、さらにハードディスクを増設しようかと思う。
 ん? 俺ってこんなに凝り性だったのか?

2000年01月18日

またもゆりかもめ/Linuxをインストール

 午前中に、某人材派遣会社で取材。ホントに、大手の人材派遣会社ってのはどこに行っても、なんと言うか、ちゃんとしている。みんな物腰が丁寧だし。今日も、取材が終わり、フロアの奥の方に会った会議室から入り口へと向かおうとすると、取材とは全く無関係な人まで「ありがとうございました」と、笑顔で挨拶してくれた。ちょっと恐縮してしまったっすよ。

 予定の時刻より早めに取材が終わり、次の取材先へ移動。ところが、俺がまた地下鉄の乗り方を知らないんだよなあ。東西線の竹橋駅から日本橋で銀座線に乗り換えればいいのに、何を思ったかわざわざ都営浅草線に乗ってやがんの。新橋駅について、ようやく「あ、銀座線で良かったんだ」と気がつくという間抜けぶり。
 大体が、取材やら打ち合わせやらでいろんな所に行ってるんだから、いい加減、電車の乗り方くらい覚えろっつうの。そりゃまあ、今は千葉県民だけどさ、ちょっと前まではずっと都内に住んでたわけだし。昔は良く乗ってたはずの丸の内線、都営三田線、有楽町線あたりだって、もう既に怪しい、と言うか、すっかりあやふやなのだ。ったくなあ。

 次の目的地はゆりかもめの竹芝駅。余裕を持ってアポを設定していたため、1時間ほど時間が余ってしまった。そこで、新橋駅でお台場まで行ける切符を買う。
 ゆりかもめは、楽しい。倉庫街の中にそびえたつ真新しい高層ビルを眺めていると、東京も悪くないじゃない、なんて思っちゃう。緑色に光る海も、気分を良くしてくれる。高速道路と平行に走り、横を走るタクシーやトラックの様子をじっと見ているのもいい感じだ。ゆりかもめはいい。
 僕は、地下鉄の何倍もバスが好きだ。暗くてうるさいトンネルの中で息を詰めているよりも、多少時間がかかっても、外の景色を眺めながら走って行くバスの方が絶対に楽しい。でも、ゆりかもめから見える景色は、もっといいもんなあ。

 お台場海浜公園駅で降り、砂浜に出る。暖かい。ちょうど昼時で、近くの建築現場で働いている作業員が、何人も弁当を広げている。コカ・コーラを買って(ホントはビールの気分だったが、さすがに仕事前だからなあ)、木製のプロムナードの端に腰を下ろす。かもめが砂浜に集まっていて、小さい子供が走り寄ってくるたびに、のんびりと低空を滑るように飛んで行く。どういうメカニズムでこの流線型の生き物は、こうして空を飛んでるんだろうなあ、などと不思議な気分に。
 のんびりと海を見ながら、iモード端末から友達にメール。

 近くの小さな桟橋から、黄色い水上バスが出ていた。船腹には「BAY TREKKER」の文字。気分が良くって、ビートルズの「デイ・トリッパー」を歌いながらしばらく歩く。やがて、フジテレビの脇をすり抜け、お台場駅に到着。ちょうどやってきた上りのゆりかもめにのって、取材先へ向かった。

 昼過ぎから竹芝で取材。取材相手の方がとても気持ちのいい方だったし、ビルから見える景色も気分を良くしてくれたので、調子よく取材完了。そのビルの最上階にある展望台でしばらく景色を楽しむ。その後、トイレに入ってみると、乳児用のオムツ替えスペースが男性トイレに設置されているのを見て、すこし感心。このあたり、新しく作られたビルという感じだ。

 しかしこのウォーターフロントって、楽しいなあ。フジテレビの「お台場はカッコイイ」キャンペーンに辟易はしてるけど、でもやっぱり楽しい。ま、地震がきたら一発でオシャカだろうから、住むのはちょっとイヤだけど。


 途中秋葉原に寄る。アメリカンフットボールの面白そうなゲームでもないかと探したのだが、ピンとくるものナシ。日本語版のアメフトゲームは限られてるし、輸入版もなんだかちょっとという感じ。願わくば、「アメフト版ベストプレープロ野球」みたいな、シミュレーション性の高いゲームが欲しいんだけど、ないんだろうなあ、やっぱり。


 家に戻る途中で、子供たちを保育園からピックアップ。
 妻が帰ってきてから、この数日手間取っていたLinuxのインストールにかかる。試行錯誤の後、ようやく成功。ただし、まだインターネットには接続できず。仕方なく、パッケージされていた「上海」をやってみる……、ってこんなことやるために苦労してインストールしたのかっ?
 ま、Linuxの使い方はボチボチ覚えて行こう。


 ところで、ギリシアにいる前園真聖選手がまたチームが決まらない状態だそうだ。もう、いい加減にしてくれよ。こんなに長い間試合から離れるんなら、Jで頑張った方がいいじゃないか。ふんとにもう。前園にも意地になってる部分があるんだろうけどさあ、にしてもなあ。

 城は城で、「夢のピッチに立てて感激した」なんてコメントしてたらしいし。おいおい、スペインのピッチに立つことが夢だったのかよ。そこで活躍することが夢だっていうならわかるんだけど……。どこに行っても、常に戦うことを考えていたであろう中田とは、全然心持ちが違うんでないの? ちょっとガッカリしたなあ。

2000年01月21日

徹夜明け/前園帰国/東中野で飲み

 木曜日の朝に、4ページの原稿をアップ。さらに金曜日の朝にも4ページの原稿をアップ。さすがに疲れた。おまけに、完成した原稿をファックスで送ろうとしたら、ファックスソフトがフリーズを繰り返して動かねえでやんの。ったく、眠い頭にこういうトラブルは堪えるなあ。


 前園がギリシアのチームとの交渉を諦め、帰国したらしい。もうこうなったら、Jリーグでプレイしようと腹をくくったようだ。ヴェルディの監督は前園を戦力外と見なしているらしいので、他のチームでプレイすることになるんだろうな。
 伊東輝がいるエスパルスは……、やっぱ無理だろうなあ、チーム財政的に。グランパスは……、財政的には比較的良さそうだけど、もう小倉はいなくなっちゃったし。そうだなあ、この際、アントラーズでジーコに鍛えなおしてもらうってのはどうだろうなあ。あ、某K監督が率いる京都のチームだけはダメだぞ。またおかしなことになっちゃうから。

 いずれにせよ、前園には腐らないで欲しい。もう一度モチベーションを上げて、代表入りして欲しいなあ。


 15時頃から昼寝。18時半頃目が覚めると、友人のIさんから電話。「今日の飲み会、おいでよ」との誘いを受け、着の身着のままで外に出る。

 20時ちょっと前に東中野に到着。日本酒とワインを飲んだあと、23時過ぎに帰路に。

 帰りの電車で、坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を読む。ヘッドフォンにMisiaだとか小泉今日子だとかがガンガン鳴り響く中、読む。気がつくと、神田。御茶ノ水まで戻って、再度総武線に乗りこむ。
 小泉今日子の「月ひとしずく」が、最大ボリュームで鳴る。


 家に戻り、日刊スポーツのサイトをのぞいてみると、前園がベルマーレに移籍という報道。うんうん。
中田が昨日、ベルマーレにスポンサードしたという報道がなされていたが、そのベルマーレに移籍したか。うんうん。それはそれだ。
 前園は、あらゆるものをバネにすればいい。

2000年02月26日

ちょっとした絶望感/釜本氏とトルシエ監督、日本の国際化

 いや、自分でも笑うな、今月の更新頻度の低さには。
 昨年10月からの「ノート」のファイルサイズは、57KB→67KB→55KB→66KBと、ずっと安定してたのに。今月書いたのは、このページに全部収まっちゃう量の文章だけ。せいぜい5~6KBってとこか? ははは、ホントに笑わせてくれる。

 自分としては、今、軽い絶望感に襲われているところ。このサイトは、自分自身を囲む社会的環境を改善するための手段として作ってるつもりなのだが、なんだか最近、そういった方向の努力をするより、海外へ移住する算段を取る方がマシなように思えてきてるのだ。社会を良くするより、住み良い社会に移る。あるいは、自分たちと同じ志向を持つ人だけを集めて、共同体を作る(って、そりゃオウムとかライフスペースとおんなじ思考法か)方が、よっぽど楽なように思えてきてるのだ。

 ここ数ヶ月で、保育に関する集会にいくつか出席した。で、ほとんどの場所で、僕は何らかの温度差を感じたのだ。調子の良いときなら「どうってことねえですよ」(byアントニオ猪木)で済ませられるような、ごく微妙なものだと思う(また、そう思いたい)のだが、今の僕にはその差を埋めることがひどく難しいことのように感じられる。

 そんな気分を引きずっているがゆえに、ついついこのサイトから足が遠のいた。
 ま、そんなことばかりも言ってられない状況なので、とにかくアクセルを踏みなおさなきゃと焦ってはいるのだが……。どうも空ぶかし状態かも。


 サッカーの日本代表では、まだ監督の選考でゴタゴタやってるらしい。なんでも、釜本氏がトルシエ監督と面談し、彼が監督として適任かどうかというレポートを書くっていうことだ。ホントは、わはははって笑い飛ばしたい気分なんだけど、どうもそんな気になれない。

 ガンバ大阪時代の釜本監督の業績を、別につぶさに見ていたわけではない。だからこれは、あくまで僕の個人的な印象&意見なんだけどさ、釜本さんってサッカー語を喋れない人だと思うんだよな。彼の喋っているのは、例えば「蹴球語」とかそういった類のもの。日本国内(中でもサッカー協会内)では感度120%でビンビン伝わるのかもしれないけど、フランスでは役に立たなかったし、オーストラリアでもおそらく通じない。何年か先、海外から東京にやってきた賓客をエスコートしなきゃなんないときも、全然役に立たないんだろう。
 いや、釜本さんって偉大な選手だと思うんだよ、良くは知らないけど。でも、『北京原人』だって実業団の大会に出て、ガンガン走っちゃうわけだからなあ、って例えが悪すぎか。ともかく、サッカーで点が取れることと、サッカー語が喋れることとは完全なイコールではないと思うのだ(もちろん重なる部分も多いんだろうけどさ)。

 今、日本代表の試合を見ていて一番楽しいのは、断然中村俊輔のプレイだ。多くの選手がキレイなプレイをすることにとらわれている中、俊輔だけは、ディフェンダーを騙し、裏切り、抜け駆けし、あざ笑ってたりするもんな。それってきっと、ブラジルあたりの裏通りにある広場で、素足でボールをけってる子供たちと、やってることはきっと同じなんだろうな。あるいはローマで、アルマーニを着ている間の抜けた紳士から財布を掠め取ってるガキとかと。

 フランスからやってきた、泥棒指南のトルシエ先生、僕としてはものすごく好もしいと思うんだけどな。それに対し、ジャージ姿で「走れ、走れ」なんて怒鳴ってそうな釜本さんが物言いをつけているってのは、どうにも笑っちゃう。十数カ国語を流暢に操る言語の専門家に対して、バーバルな人が「お前の言葉はちっともわからん。お前さんは言葉をしらねえな」って毒づいてるようなもんだ、ってちょっと言い過ぎかな。

 でも、シドニーは目の前。2002年ももうすぐ。やっぱり、笑いたくても笑えないんだよな……。


 そうそう、たしか小渕首相が、英語を第二の公用語にって言ってたらしいな。この人もきっと、国際語が話せないんだろうな(噂では、英語は喋れるようなのだが)。
 サッカーとおんなじだ。キレイなダイレクトプレーができたって、それが国際的に通じるサッカーってわけじゃない。そこに宿ってるサッカースピリットみたいなもんが大事なんだろうよ。英語の学習時間を増やしたり、英語を公用語に決めたって、それで魂のこもった英語を喋れるわけじゃないと思うんだよな。

 こういう話も結局やっぱり、話は「日本って絶望的だよな」ってところに落ち着いたりするのかなあ。なんだか、ひどく悲しくて、憂鬱になっちゃう。

2000年03月15日

朝の保育園で/パラパラ/小倉、ジェフへ/日本代表、スコアレスドロー/確定申告

 朝の保育園で、同じクラス(4歳児クラス)に子供を預けているお母さんと立ち話をした。
 彼女は生後5ヶ月の男の子を抱きながら、長女の同級生である4歳の男の子の荷物をセッティングしていた。その隣でウチの長女は、いつものように自分で荷物をセットしている。で、その様子を見て、「○○(長女の名前)ちゃん、ホントにしっかりしてますねえ」なんて誉めてくれたのだ。僕は「この年齢の子供は、男と女での成長の度合いが全然違いますからねえ。ホント、いろいろやってくれて助かりますよ。ま、オヤジが何にもしないからってのもあるんですけど(^^;」と答え、しばらく世間話。すると彼女は、「でも、お父さん(僕のこと)が書いてたみたいに、2人目の子供はやっぱり楽ですよねえ」と言ってくれた。1ヶ月くらい前、保育園の保護者向け月報紙に載った僕の文章(1月23日「ノート」参照)を覚えてくれてたのだ。
保育園のホームページを作り、保護者閲覧用のファイルを作り、いくつかの文章を書いてみたのだが、あまり反応がなくてかなりさびしい思いをしていた僕としては、ちょっと嬉しい瞬間だった。


 飯を食いながら、CSの音楽番組を見ていたら、TWO∞MIXの「NAKED DANCE」という曲のクリップが流れてきた。この中で、3人のおねいちゃんがパラパラを踊っていたのだが、それが実に、なんと言うか、間が抜けていた。
 多分この間抜けさって、パラパラという踊りが完全にズブシロ(ズブの素人)向けチューンを施されたダンスだからなんだろうな。
 基本的に、舞台やテレビ、映画で見ることができるダンスってのは、プロが自らの抜きん出た技巧と運動能力を見せつけるためのものだったりする。観客は、演者の研ぎ澄まされた運動神経と、信じられない動きを生み出す筋肉と、そして細かな表現を可能にする洗練されたテクニックを見て驚嘆するわけだ。
ところが、パラパラ。こいつは、そんな小難しいものは要求しやしない。単調で動きの乏しいステップ、ひどくチープで妙に記号的な(「音楽手話」にテイストは近いぞ)上半身の振り。ちょっと運動神経が切れている小学生だって、一所懸命頑張れば何とか覚えられるレベルだ。
 そう、これってコンセプトとしてはフォークダンスだよな。簡単でゆっくりとした動きを覚えれば、誰でも簡単に楽しめるっつう意味では。だからこそ、いまだにパラパラの講習会に人が集まって、ジャリ向けのクラブでパラパラを踊る奴が引きもきらないんだろう。(予断だが、僕はパラパラを見るといつも、沖田浩之が「竹の子族」をやってた時代の踊りを連想しちゃう。あと、オウム真理教の踊りも。)

 別に、パラパラ自体はいいと思うんだよ。今風な味付けをしたフォークダンスで、みんなが楽しんでいるというのは。俺だって、そういう場に行って、そうゆうノリになったら、踊っちゃうと思うし。たださあ、それを舞台やテレビに乗せて、「私はプロでござい」って人が現れると、それってちょっと違うんじゃないのかいって思うだけ。
 だってさあ、プロのビリヤード選手ってのはアリだけど、プロのゲートボール選手ってのはナシでしょ? (あ、でも、ジャグラーとかけん玉のプロなんてのは微妙なラインだなあ……。)プロになるのにたいした手間もかからず、また、その技術をあんまり見たくないって意味では、ゲートボールプロとパラパラプロっておんなじじゃねえのかな?
 MAXみたいに、パラパラテイストのダンスを踊る(ただ、彼女たちは同時に難度の高い踊りも入れて、プロらしさもアピールすることを忘れてない。さすが沖縄アクターズスクール?)ことで、「(隣のオネエチャン的な)親しみやすさ」を演出するのは、それは演出テクニック的にアリだとは思う。蛇足ながら。

 そうそう、TWO∞MIXの曲が終わった後に、倉木麻衣の新曲のCMが流れていた。しかし、倉木麻衣ってそんなにいいか、売れてるらしいけど? そうだなあ、一言で言えば「本家よりちょっとかわいい、宇多田ヒカルフェイク」。それ以上でもそれ以下でもない。曲を聴いたって、全然引っかかりがない。それに、宇多田ヒカルが持っていた危うさってのが、欠片もない。
 僕にとって、宇多田ヒカルの一番の魅力は、「危うさ」つう部分だ。不安定で、未熟で、鋭さを持っている(それが素なのか、それとも演出なのかはわかんないな。演出だとすれば、ホントに宇多田ヒカルって凄すぎ)。でも、コピーである倉木麻衣にまったくそれが感じられないんだよな。ま、そりゃそうだ、コピーってものに、オリジナル原稿の「匂い」とか「気迫」とか「怨念」なんてものが乗り移るはずがないもんな。

 倉木麻衣のCDを買って、「これ、イイ!」と思ってる人がいたら、ぜひ聞いてみたいなあ、どこがイイのって。純粋に、それ、興味ある。


 午後になり、いつものように日刊スポーツのホームページを見てみると、小倉隆史がジェフ市原に入団することが決まったらしい。オランダのフェイエノールト(だったっけ?)との契約はダメだったんだなあ……。でも、これでようやく、小倉のプレイがちゃんと見られるっつうわけだ。それは、ホント、めでたしめでたし。
 小倉にせよ前園真聖にせよ、紆余曲折の末、ようやくプレイできる環境を手に入れた。彼らが日本代表に戻る可能性は、正直それほど高くないのかもしれないが、でも、そういう意気込みでプレイして欲しい。2年後のW杯で、彼らはまだ28歳。年齢的には、十分にやれるはずだ。俺は、実は内心、メチャ期待してる。

 夜に見た日本代表対中国代表戦は、結局スコアレスドロー。中田も名波も城も呼び寄せ、小野も中村俊輔も稲本も森岡も出てたのに、点が取れなかった。トルシエはヤバイかなあ。しかし、もしトルシエを解雇したら、誰が日本代表の指揮を取るんだろうか? いまさらベンゲルなんて来てくれないだろうし、ミルティノビッチは中国代表のベンチにいるし。ま、国際サッカー語のしゃべれる人なら誰でもいいんだけどなあ……。
 なんか、今夜あたり「釜本監督就任! 加茂氏がヘッドコーチに」なんて夢を見そうで、ちょっとヤな感じだなあ。


 今週は多少余裕があると思っていたが、大事なことを忘れてた! 確定申告しないといけないんだった!
 いや、別に僕一人だったらそんな面倒なことほっとくさ。大体、フリーになって最初に確定申告した年は、確か8月になって申告したし(税務署はメチャ暇な時期で、えらく丁寧に書き方を教えてくれた)。ただなあ、今は申告しないと子供を保育園に入れられねえんだよなあ……。
 ちくしょ、仕方ねえ、明日あたりやるかなあ……。

2000年03月16日

パソコン環境/トルシエ監督でいいじゃない?

 G4MacにATOK11を再インストールしたが、キーボードの記号がきちんと打てない症状は治らず。どういうわけなんだろうなあ? また次の原稿が迫ってきているのだが、こんなことじゃあ不便極まりない。特に、カギ括弧が打てないのが困る。

 一方、Linuxを削除し、フォーマットしてしまったWindowsマシンは、ろくろくバックアップを取っていなかったため、大後悔。ブラウザのブックマークやメーラーのアドレスブックがすべてなくなってしまったのだ。Macのデータを流用すればいいやとたかをくくっていたのだが、Macの方も環境を変えちゃったからなあ……。やはり、せっかちはいかん。パソコン環境ってのはボチボチ変えていかないとな。

 とりあえず、現在はWindowsマシンとMacのファイル共有を、どのような形で行うかを思案中。また、G4になってMacのキーボード、マウスはUSBに、モニターもWindowsと同じコネクタを使えるようになったので、WindowsマシンとMacのキーボード、マウス、モニターを共通化できないかとも考えている。そうだ、ちょうどファックスの買い替えを考えていたので、ファックス兼レーザープリンターみたいな商品ってないのか探してみようかな。欲しいアプリケーションもいくつかあるし(FLASHとか)。
 いずれにせよ、ちゃんと仕事して稼がないとな。


 昨日の日本代表戦、やはり「深刻な得点力不足」なんて否定的なニュアンスで語られてるみたい。僕としては、点数は入らなかったけど、そんなに悪い試合じゃないと思ったんだけどなあ。とりあえず、日本の中盤はやっぱりスゴイよ。
 トルシエ監督の首は、今のところつながっているみたい。ただ、川淵氏や釜本氏あたりはまだうだうだ言いたそうだし、逆にトルシエのほうが「もうや~めた」って言い出す可能性もあるから、まだわかんないんだけど。
 でも、現時点で、トルシエ以上の人材って見つかるのかね? 僕にはあんまり可能性の高いようには思えないんだけど。


 今日、自分のホームページを見たら、いつのまにかカウンターが2000を超えていた。いつも読んでくれてる常連の皆様、ありがとうございます。これからもこんなペースで、グダグダやっていきますね。

2000年03月29日

久しぶりの「店取材」/やっぱり売れてるんだなあ、プレステ2/サッカーU‐22日本代表戦

 某誌の記事のために、久しぶりに飲食店やショップの取材をした。新宿エリアで、合計11件。これを3日間で回ったのだが、やっぱ大変だなあ、こういう「力仕事系」は。さすがに歩き疲れた。4~5年前は、よくやってたもんだけど。

 一昨日だったか、これまた久しぶりに立ち食いソバ屋に入った。時々僕は、急にジャンクなものが食べたくなったりする瞬間がきたりするのだが、このときはそれが、立ち食いの前だったんだよな。腹は減ってたけど次の取材まで間がないという条件もあったし。
 で、俺がまた、汁を全部飲んじゃうんだよな。別にそんなに美味いってこともないんだけど、貧乏性なんだなあ(いや、単に貧乏なのか?)、全部すすっちゃうんだよ。塩分の取りすぎだよな、とか、どうせたいした出汁じゃあないんだから、とか、ちゃんとわかってるんだけどさあ。


 14時過ぎ、取材の合間に新宿駅西口のヨドバシカメラにふらりと寄る。と、入荷したばかりだと思われるプレステ2が、100台ほど山積みになっていた。「グランツーリスモ2000」か「パワプロ」「実況ワールドサッカー」が出るまでは必要ないさ、なんて斜に構えている僕だが、実物を見ると、やはり衝動買いの虫がうずく。しかし、プレステ2の箱を抱えて取材をするわけにはもちろんいかない。で、次の取材先に移動し、2時間後にもう一度戻ってみると……、やはり完売していたプレステ2。無くなってみると、俄然欲しくなっちゃうんだよなあ、これが。
 しかし、やはり本当に売れてるんだな、プレステ2って。まだ、全然ソフトは充実してないっつうに。


 夜になって、サッカーU‐22代表のニュージーランド戦をテレビで。今の日本代表って、得点力不足だ何だって酷評されることもあるけれど、基本的に、そんなに悪くはないと思うんだけど。中でも、俊輔とか稲本とか松田とか、いいじゃないですか。戦術にしたって、攻めの形が見えないって言われるけど、そりゃあブラジルやオランダみたいにはいかないけどさ、そんなに悪くもないと思うんだよね。


 深夜、今までSo‐netに置いていたサイトの中身を、JustNetに移転する作業。

2000年05月03日

筆不精/スポーツは社会の縮図

 ホームページビルダーを立ち上げるのは久しぶりだ。

 我ながら、本当に筆不精なライターだと思う。いや、筆不精というより、不精なんだな、完全に。
 自分が、どうにもならないくらい怠惰だということは、もう身にしみてわかっている。だから、あれだな、これはやっぱり、なんらかの縛りを作ってやらないとダメなんだよな。テンションが低いとか、そんなことを言うのはやめた。やる気が出ようが出まいが、これから毎日、とにかく更新しよう。


 千葉すずが、シドニーオリンピックの代表から漏れた。選考レースで1位になり、標準記録もクリアし、昨年の世界ランクは2位。でも、代表には選ばれなかった。
 要するに、千葉すずはおエライさんに嫌われていた。それで、「テメエみたいに生意気なヤツは、オリンピックになんか出してやらない」ってことで、代表から外された。そんなもの、誰にでもわかる。ミエミエというやつだ。
 協会のエライさんにとっては、オリンピックってのは勝つための場所じゃないんだろうな。出場すればそれだけで満足できるっつう、観光地の写真撮影用スポットとおんなじような位置付けなんだろう。だから、関が原の戦いの後で、徳川家康が東軍の大名に領地を分け与えたように、覚えのめでたい選手たちにシドニー行きのチケットを分け与えてやったりするわけだ。
 彼らの視界は狭い。僕のような、水泳を取り巻く観客の姿など、目に入っているはずもない。彼らが見ているのは、自分たちの内側だけだ。自分と、自分を取り巻く共同体しか、見ようとしないのだ。

 サッカーの日本代表が、韓国代表との国際Aマッチで敗れた。トルシエ監督は、どうやら解任される公算が高いらしい。
 コーチとしてのトルシエは、恐らくかなり優秀な部類に入るのではないかと思う。何しろ、ユース世代を世界レベルにまで押し上げ、「フラット3」を中心としたディフェンスも、かなり整備されてきているように見える。確かに日本の攻撃力は、以前に比べてアップしてはいないようだが、それって監督を変えれば劇的に改善される種類の問題なのかなあ? 正直、僕には良くわからない。
 ま、確かにトルシエはA代表レベルでは結果が出せなかった。僕としては、日本の実力ってのは基本的にその程度なのだから、そりゃあ結果がでないのも当たり前、というスタンス。だが一方で、結果が出ないから監督を変えてみる、って考え方があるのも理解できる。そこまでは、ね。
 ところが、そこで次の監督候補として名前が挙がっているのが、西野レイソル監督とか山本現代表コーチってのはどういうことなんだ? 彼らには、代表チームの監督としての経験は薄い(もちろん、西野さんはアトランタ五輪の監督だし、山本さんはユース以下の世代の代表チームのコーチとしてさまざまな経験を積んでいるのはわかってる。でも、「A代表」の「監督」の経験はゼロでしょ?)。ワールドカップレベルの、高いプレッシャーの掛かる舞台でもまれたこともない。そんな人に監督を任せる理由って何? 加茂監督の時みたいに、「日本人の方がコミュニケーションが取りやすい」って言うつもりなの? それって、単に「日本人の方が言うことを聞く」ってことの言い換えじゃん。

2000年05月07日

トルシエ監督から西野監督へ?

 スポーツ紙を読んでみると、サッカーの日本代表監督って、どうもレイソル監督の西野氏が有力らしい。くう~っ、泣けてくるねえ。

 あのアトランタオリンピックで、西野さん率いるチームが予選で負けたとき、確かサッカー協会って西野さんの指導力にC評価だかD評価だかを与えたんだよな(どんな根拠でそういう結論になったかは忘れたけど、なんか釈然としない説明だったってことは覚えてる)。あれから4年。西野さんって、その後指導者としての実績を、グンと伸ばしたんだっけか? レイソルって、西野さんが指導するようになって、そんなに急に強くなったっけ? ましてや、トルシエ監督以上に「点が取れるチーム」を作れるような、そんな能力を見せつけたんだっけか、西野さんは? ま、そんなに熱心にJの試合を見てるわけじゃないんで、あんまり偉そうには言えないんだけど。でも、トルシエを切って西野って結論になるからには、そういう背景がないと論理的におかしいよな。

 いや、別に「日本代表の監督は、日本人じゃないとダメだ」って協会が主張するなら、理屈はわかるのよ(もちろん賛同はしないけど)。ただしその場合、「我が日本代表チームは、勝ち負けよりも純血主義にこだわることが大事だと思います」ってことだよね。でも、決してそういう主張はされてないわけでしょ? そこんとこが、一番すっきりしないんだな。何がしたいのか、絶対に口にしない。うやむやなまま、とにかく物事を進めていくっていうやり口。典型的な日本が、ここにもある。

 いやね、釜本氏をはじめとしたサッカー協会のお偉方は、ワールドカップで勝つことよりサッカー協会内での利権とか地位とかを守ることの方が大事なんだろうね、きっと。だってさあ、ワールドカップで勝つ可能性(具体的には、決勝ラウンドに進める可能性)を少しでも大きくしようとしたら、日本人監督を選ぶって選択肢はほとんど論外だと思うもん。
 例えばね、ワールドカップがエベレストだとするでしょ? で、2002年には、そこの8合目くらいまでは登りたいっつうのが、一応の目標なんでしょ? だとすれば、シェルパには、少なくともエベレスト8合目までの案内経験のある人を確保しなくちゃダメじゃない。「私は登頂経験があります、えへん。ただし富士山だけど……」なんて人を雇っても、5000メートルを過ぎたあたりでパニックになっちゃうのがオチだと思うんだよなあ。フランスワールドカップ、ジャマイカ戦時の岡田監督は、ゴン中山が骨折してたことにも気づかなかったし、アトランタオリンピックでの西野監督は、ナイジェリア戦のハーフタイムに中田に対してキレてしまった。これらの出来事って、岡田さんや西野さんの資質っていうより、彼らの経験不足が招いたんじゃないかと思うんだけど。
 そういうことを考えると、やっぱり日本人監督って選択肢はつらいでしょう。現状、日本人の指導者の中には、ワールドカップで代表チームを率いた経験のある人って岡田武史氏以外一人もいないわけでさあ(だから、岡田さんが次期監督候補に上がるのなら、まだ話はわかる。ただ、コンサドーレの現状を見ると、西野氏と同じ理由で監督就任はきついと思うけど)。

 その点、トルシエにはフランスワールドカップで南アを率いた経験もある(予選ではナイジェリアだったっけ)。コーチとしての手腕も悪くないと僕は思ってる。だったら、彼を更迭する理由なんて、どこにもないと思うんだけどなあ。無論、世界的名将といわれるベンゲル(でも、実は名古屋時代のベンゲルは、僕はあまり知らなかったりするが)や、とにかく点を取るシステムを作ってくれそうなバルサのファンハール監督とか、強豪国以外の代表監督として4度もワールドカップに出ているミルティノビッチとか、そういう「トルシエ以上」の人が来てくれるなら、トルシエを解任してもいいと思うよ。もちろん、クライフが監督やってくれたら、それはもう、ミーハー的に嬉しいし。でも、そういうことは全然ないわけでさ。

 きっとなあ、千葉すずと全く同じパターンで、協会に対して批判をしたトルシエが気に入らなかったんだろうなあ。それで、解任、と。「日本人監督ならコミュニケーションが取りやすい」って物言いは、「日本人なら『なあなあの論理』がわかるから、協会にも噛み付きゃしねえだろ」ってことと等値だよ。

 ふあ~、やだやだ、ってなんだかこの「ノート」、最近グチリ漫談みたいになってきたなあ。

2000年06月05日

日本代表戦を見る

 次女が熱を出した。午前中は僕が子供の面倒を見て、午後は会社を早退した彼女にバトンタッチ。今は彼女の仕事が比較的ヒマな時期なので、なんとか対応できた。
 しかし、これが僕らより忙しいカップルだったりしたらどうするんだろう? しかも、実家が遠くてヘルプを頼めないとしたら? そういう夫婦って、知り合いに何人もいるしなあ……。
 子供が生まれるまでは、こんなこと考えもしなかったのだが、子供を育てるってことは、いろいろな人に助けてもらう毎日ってことです。


 取材で、カメラマンのTさんと一緒になる。Tさん、ホームページを立ち上げるって1年以上前から言ってるのに、いまだ果たせず。ま、でも、ホームページって、手をつける前は多少構えちゃうってところがあってさ、やるからにはちゃんとしたもの作ろう、なんて。でも、とりあえずは立ち上げることこそ一番大切なんだろうって思うわけだな、サイトを開設してから1年を過ぎてしまった僕としては。
 ま、立ち上げから1年で、アクセスがわずか3000ほどってのはどうかと思うが、でも、それでもいいのさ。


録画しておいた、サッカーの日本代表対フランス代表戦を見る。いやあ、日本ってちゃんとサッカーできるじゃん。中田や俊輔はあんまり調子よくなかったみたいだけど、バリバリのフランス代表(しかも、EURO2000直前で、コンディションは決して悪くはないはず。時差も、日本よりは楽だろうし)と互角に近い勝負をしてるんだもんなあ。西沢が活躍したことで、城はうかうかしてられなくなった。次の試合で久保あたりが大活躍しちゃったら、ホントにヤバイだろうなあ。アウトサイドの伊東輝と三浦アツも良かったと思う。

ちなみに、今日、「日刊ゲンダイ」読んでみれば良かったなあ。きっとまた、ナイスな語り口で、日本代表に難癖つけてたりしたんだろうと思うんだけど……。