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年齢

「3きょうだいで合計300歳」の達成者が、今後続々と現れるか?

3姉妹計294歳「ギネス」目前 大宜味村田嘉里出身

【西原】3人合わせて294歳の長寿の姉妹がいる。宮城マカさん(107)=西原町、照屋早苗さん(95)=沖縄市、仲村秀子さん(92)=浦添市=の3姉妹は長寿で有名な大宜味村の田嘉里出身。照屋さんの長男全功さん(63)=千葉県在住=が「これは世界一では」とギネスブックに問い合わせたところ、「きょうだい3人計300歳」の世界記録があり、惜しくも及ばなかったが、家族は3姉妹が健康で仲良く、いつまでも長生きしてほしいと願っている。

(2011年1月4日 琉球新報)

 新年なので、とてもおめでたい記事をご紹介。年齢の合計が300歳になろうとしている3姉妹の話題だ。

 厚生労働省の「平成21年簡易生命表の概況について」によれば、92歳まで生きられる女性は100人のうち37.2人。95歳まで生きられるのは、100人のうち23.7人とされている。37.2%×23.7%=8.82%。およそ11分の1の確率だから、95歳と92歳の姉妹がご存命というだけなら、さほど珍しいことではない。
 ところが、ここに107歳の女性が加わると、確率はグッと小さくなる。厚生労働省の「百歳高齢者に対する祝状 及び記念品の贈呈について(訂正後)」によると、107歳以上で存命だった女性は、2005年時点で327人。男性を含めても、わずか369人でしかない。いくら高齢化が進んでいると言っても、ここに入ることが大変なのだ。さらに3姉妹そろって長寿というのは、現在のところ、とても珍しいケースなのだろう。

 ところで、1980年以降、100歳以上の高齢者数は下記のように推移している(厚生労働省「百歳高齢者に対する祝状及び記念品の贈呈について」より)。

  100歳以上の高齢者数
1980年 968人
1990年 3298人
2000年 1万3036人
2010年 4万4449人

 100歳を超える方の数は、等比級数的に増えている。日本では少子化が進んでいるが、現在100歳前後の方は、明治末期から大正初期に生まれた世代。きょうだいの人数も、それなりに多いはずだ。
 とすれば、今後「3きょうだいで合計300歳」を達成する人々が続出する可能性は、決して小さくないはず。ぜひ、ギネスブックのランキング上位を、日本人の名前で埋めてほしいものだ。

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大学入学は21歳、成人は28歳、独り立ちは42歳が妥当?~「年齢4割り増し説」

孔子は『論語』の中で、己の年齢について語りました。
15歳が「志学」、30歳が「而立」、40歳が「不惑」、
50歳が「知命」、60歳が「耳順」、70歳が「従心」です。

僕は現在、40代前半。
いわゆる「不惑」は過ぎています。
しかし、とてもじゃありませんが、自らを「不惑」だなんて思えません。
妻も子供もいて、押しも押されもせぬ中年のはずですが、
いまだに迷いまくり、惑いまくりの人生。
そこで、思うのです。
孔子の考えた年齢のスケール感は、現代の日本には合わないのではないかと。

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厚生労働省の「平成21年簡易生命表の概況について」によれば、
日本人の平均寿命は、男性が79.6年、女性が86.4歳。
平均すれば約83歳で、日本は世界でもトップクラスの長寿国だと言われます。

しかし、こうなったのはごくごく最近のこと。
第20回 生命表」によると、
1950年時点の平均寿命は、男性58.0歳、女性61.5歳でした。
たったの60年間で、平均寿命は4割ほど伸びたことになります。
さらに、明治中期から大正までさかのぼれば、
平均寿命は42~45歳程度で推移しています。
現代の、約半分です。

ただし、当時の人が皆、42~45歳で亡くなっていたわけではありません。
総務省統計局の「人口・世帯~男女別乳児死亡数、乳児死亡率、
乳児死亡性比及び総死亡中乳児死亡の占める割合(明治32年~平成16年)
」によれば、
明治時代後期の乳児死亡率は15~17%。
これが、平均寿命を押し下げています。

前出の「第20回 生命表」によれば、
明治中期~大正時代における、20歳時点での平均余命は40年程度。
つまり、当時の人にとっては、「60歳まで生きられればまずまず」
という程度の感覚があったのではないか。
僕は、そんな風に想像しています。
日本史に登場する歴史上の人物の寿命も、
平均すると60歳前後に落ち着くのではないでしょうか。

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さて、昔は60歳だった寿命は、今は83歳へと4割も伸びたわけです。
本川達雄さんの名著『ゾウの時間 ネズミの時間』ではありませんが、
寿命が延びた分、成熟までに必要な期間も長くなっているのではないか。
それが、「年齢4割り増し説」の根拠です。

『論語』の年齢区分に、20歳の別称である「弱冠」を加え、
それぞれ1.4倍した年齢を下表にまとめました。

  意味あい 従来の年齢(A) 新基準(A×1.4)
志学 学問の世界を志す 15歳 21歳
弱冠 成人として認められる 20歳 28歳
而立 独り立ちができる 30歳 42歳
不惑 心の迷いがなくなる 40歳 56歳
知命 己の使命がわかる 50歳 70歳
耳順 周囲の声に素直に従える 60歳 84歳
従心 何をしても人道を外れなくなる 70歳 98歳

この表に従えば、大学入学は21歳、成人は28歳、
独り立ちは42歳頃までに済ませば十分ということになります。
僕も、「不惑」まであと十年あまりの猶予ができるわけで、ちと安心(笑)。

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ただし、この表が成立するには前提条件があります。
それは、少なくとも80歳くらいまでは生きること。
仮に健康を害して早世してしまうようなことになれば、
「ゆっくり成熟すればいいや」なんて甘えたことは言えなくなるのです。

だから、できるだけ健康を大切に。
そして、戦争や事故に巻き込まれないよう、日頃から努力を。
その上で、ともに爺さん・婆さんになった友人たちと、
「しかし、80歳になっても、俺たちってガキみてえだな」
なんて言いながら酒を飲むのが、僕の夢だったりします。

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日本航空パイロットの給与は、スカイマークの2.9倍

スカイマーク:日航退職者470人採用 待遇は大幅ダウン

 スカイマークは1日、会社更生手続き中の日本航空の退職者を計470人採用する、と発表した。スカイマークは14年度に計画している国際線参入に対応するため、国際線勤務の経験があるパイロットや客室乗務員を大量採用する。ただ、人件費が収益を圧迫しないよう、待遇は日航より大幅に切り下げる。

(2010年12月1日 毎日新聞)

 スカイマークが、日本航空から解雇されるパイロット、客室乗務員を採用すると発表した。上で紹介した毎日新聞記事によれば、パイロット約120人、客室乗務員約300人、整備士約50人を採用予定だという。
 スカイマークの2009年3月期有価証券報告書によれば、2009年3月末時点で同社に所属しているパイロットは60人、客室乗務員は129人。つまりスカイマークは、現状の2倍にあたる運航スタッフを、新たに採用するわけだ。多くの企業が新卒や中途入社者の採用を絞っているご時世だが、スカイマークはあえて強気の攻めに出ている。

 毎日新聞記事は、採用者の待遇が日本航空時代より大幅ダウンすることも伝えている。パイロットの給与は、月給35万円+手当、客室乗務員は月給16万5000円+手当になるという。
 数字だけ見ると、ずいぶん足下を見た、日本航空の従業員を買いたたくような給与のように思える。だが、事実はそうではない。これはスカイマークにとって、ごく普通の給与額なのだ。

 両社の2009年3月期有価証券報告書から、従業員の平均年齢・年収を抜き出したのが下の表。

  スカイマーク 日本航空
  平均年齢 平均給与(A) 平均年齢 平均給与(B) B÷A
地上社員 31.3歳 372万0000円 44.3歳 676万4000円 181.8%
客室乗務員 27.3歳 273万4000円 36.1歳 588万7000円 215.3%
パイロット 37.4歳 638万0000円 43.7歳 1834万4000円 287.5%
平均 31.2歳 380万3000円 41.0歳 874万5000円 230.0%

 ごらんの通り、日本航空の平均給与は、地上社員がスカイマークの1.8倍、客室乗務員が2.2倍、パイロットに至っては2.9倍にも達している。従業員の平均年齢が異なっているから単純比較は危険だが、それでも、2倍以上の給与格差は異常だ。
 転職によって年収が大幅ダウンする人々には、気の毒だと思う。ただ、スカイマークの2010年3月期決算における純利益は26億円。一方、日本航空は5000億円とも言われる赤字を出して破綻した。こうしてみると、やはりスカイマークの給与の方が、適正水準なのだろう。

 日本航空の労働組合は、リストラや給与カットに対し、強く反対しているらしい。しかし、このままの給与水準・雇用を維持すれば、日本航空の再生は不可能だろう。経営陣と労組は、どこで妥協するのか。お互いに、苦しいところだろうなあ……。

※スカイマークは、2010年3月期の有価証券報告書を公表している。しかし、日本航空は2010年3月期有価証券報告書の公表を延期しており、最新版は2009年3月期のもの。比較する時期を合わせるため、ここでは両社の2009年3月期時点のデータを採用している。

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