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金額

メジャーリーガーの総年俸額は、日本プロ野球の8倍以上

平均年俸は2億8千万円 前年より4・1%上昇

 米大リーガーの平均年俸が前年より4・1%上昇し、344万ドル(約2億8千万円)だったとAP通信が5日、調査結果を発表した。

 ヤンキースのロドリゲス内野手が3千万ドル(約24億6千万円)で12年連続の最高年俸となった。エンゼルスのウェルズ外野手が2464万ドル、ヤンキースのサバシア投手が2428万ドルで続いた。

(2012年4月6日 msn産経ニュース)

 メジャーリーガーの平均年俸は約2億8000万円らしい。

 上のmsn産経ニュース記事だけではよく分からなかったので、より詳しく書かれていたCBSSPORTS.COMの記事「Baseball’s average salary goes up to $3.44M」も読んでみた。どうやら「$3.44M」とは、開幕時に全30チームのロースターに残っていた852選手の平均年俸ということのようだ。
※メジャーのロースターは1チーム25人。30チームで750人のはずなので、852人の中には一部の故障者リスト入り選手も含まれていると思われる。
 逆に言えば、メジャーリーガーの総年俸額は、344万ドル×852人=29億3088万ドルとなる。これは日本円に換算すると、約2400億円だ。

 一方、日本プロ野球選手会公式ホームページに掲載されているレポート「2011年シーズンの年俸調査結果の発表」によれば、2011年時点における日本プロ野球の総年俸額は288億5210万円。MLBの8分の1以下の規模だ。なお、これは二軍までを含んだ総年俸。MLBの基準に揃えて開幕時の一軍登録選手だけに絞れば、さらに総年俸額は小さくなる。こうしてみると、MLBとNPBとでは、ビジネスのスケールがずいぶん異なるものだと痛感する。

 選手1人あたりの年俸も、かなり違う。CBSSPORTS.COMの記事によると、年俸100万ドル(8200万円)以上のメジャーリーガーは448人。これは、全メジャーリーガーの52.6%に相当する。また、1000万ドル(8億2000万円)プレイヤーは89人、2000万ドル(16億4000万円)プレイヤーは14人もいるそうだ。
 これに対し、年俸7000万円以上の日本プロ野球選手は110人。メジャーの水準より、だいぶ少ない。最高年俸額も、高くて5億円といったところだ。

 在アメリカの日本人選手が苦しんでいるという報道を、今季はたびたび目にする。松井秀喜はまだ所属チームが決まっていないし、松坂大輔をはじめ故障者リストに入っている選手もいる。西岡剛や五十嵐亮太などはマイナーでのプレイを余儀なくされている状態だ。
 しかし、トップクラスの日本人選手にとって、メジャーリーガーの厚遇は魅力であり続けるだろう。やはり、MLBの年俸水準は日本のそれより高い。そして、日本の球団は赤字解消のために人件費の削減に動いているのに対し、アメリカでは人件費が増加し続けているからだ。

 今後も、スター選手のアメリカ流出は続きそうだ。それゆえ、日本選手が海外で力を発揮するのを手助けするビジネスが、今後はもてはやされるのかもしれない。

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「Reader」の電子コミックは、紙と同等の値段設定……

『進撃の巨人』最新刊も電子書籍で読めるっ!『Reader』に6000冊追加!

 コンパクト・軽量化を追求したボディーや文字の読みやすさで“読む”ということに特化した電子書籍端末といえば、ソニーの『Reader』。
 そのReaderが、電子書籍フォーマット“.book(ドットブック)”に新たに対応し、.bookビューワーを搭載したアップデートファイルを6月22日からReaderユーザー向けに提供を開始した。

(2011年6月22日 週アスPLUS)

 上の記事を読み、少し悲しくなった。今、日本の大企業に、市場をあっと言わせるような、ドラスティックな一手を期待するのは無理なのかな。

 ソニーの電子書籍専用端末「Reader」が「.book」形式のファイルに対応したこと自体は、素晴らしいニュースだ。問題は、上の週アスPLUS記事で紹介されている、次の一文である。

「価格は紙のコミックと基本的に同価格だが、安いものもあるとのこと。」

 2010年7月20日付け当ブログ記事「電子書籍の普及は、埋もれていた書物の発掘をもたらす!」で触れたが、従来型書籍では、売り上げの1割が著者、2割が出版社、3割が取り次ぎと書店、4割が印刷所・製本会社に渡る。ところが、電子書籍では印刷・製本過程が不要。電子書店に支払う手数料も、取り次ぎや書店の取り分より少なくて済む。つまり、従来型書籍より電子書籍の方が、ずっと安く出せるはずなのだ。ところが、「Reader」向けコミックの値段設定は、紙のコミックと同等にするという。

 事情は想像できなくもない。電子書籍の事業は始まったばかり。企業側には、初期投資を早く回収したい気持ちがあるのかもしれない。また、電子書籍を安売りすれば、紙の書籍の売り上げに悪影響がでる。書店などは強く反発するだろう。
 だが、それは企業側の理屈だ。読み手には全く関係のないこと。こんな勝手な値付けで、消費者が納得するわけがないのである。このままでは、電子書籍の普及は遅々として進まないだろう。

 「Reader」の使い勝手はいいとはいえない。6月22日付けITmedia記事「電子書籍、先行き“読めず” 専用端末・コンテンツが伸び悩み」で解説されている通り、「Reader」はコンテンツを取り込むために、ネットに接続されたPCが必要だ。さらに、読み終わった書籍を友人にあげたり、古本屋に売ることも不可能。紙の書籍に比べ、不便なところが多すぎる。
 その上、「Reader」そのものの購入費もかかる。ソニーストア上での直販価格は、1万9800円~2万4800円。仮に1台あたり100冊の電子書籍を購入するとすれば、1冊あたり198~248円の端末購入費が上乗せされているわけだ。
 不便で、値段も高い。これでは、電子出版の普及など画に描いた餅だ。

 もし、電子出版事業を盛り上げたいと思うなら、最初から紙の書籍よりずっと安い値段で出す方がいい。そして、一気に市場を奪うべきだ。しかし、企業はそうしない。「外圧がないと変われない」というのは、日本が長い間抱えてきた病巣だ。電子出版の分野でも、同じことが繰り返されている。それが悲しい。
 結局、Amazonあたりが安い電子書籍を出さないと、何も変われないのかなあ……。その挙げ句、彼らに市場を奪われてしまうようなことになれば、泣くに泣けないと思うのである。

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敦賀市の原発関連歳入は全歳入の19.1%を占める

「原発運転継続容認」7割超 敦賀市長選世論調査

 福井新聞社が行った敦賀市長選の世論調査で、新市長に力を入れてほしい政策(2項目選択)としては「原子力対策」が最も多く、全体の3割近くを占めた。東京電力福島第1原発事故を受け、敦賀の原発をどうすべきかについては「運転は止めずに安全対策を充実させる」が66・8%と最も多く、「これまで通り運転を続ける」を合わせた運転継続の容認意見が7割を超えた。

(2011年4月21日 福井新聞)

 福井県敦賀市は「原発の街」だ。日本原子力発電の敦賀発電所が稼働しているほか、廃炉作業中の「ふげん」、運転停止中の高速増殖炉「もんじゅ」もある。

 敦賀市にとって、福島第1原発の事故は対岸の火事ではなかったはずだ。地震や大津波に襲われたら、敦賀発電所はどうなるだろう? 多くの住民が、そんなことを想像したに違いない。だが、上で紹介した福井新聞の記事によれば、敦賀市民の73.5%が原発の運転継続を望んでいるという。

 どうして、こんな切ない結論が出るのか。理由ははっきりしている。敦賀市は、原発に大きく依存しているからだ。

 敦賀市公式サイトの「平成23年度予算について」ページによると、同市の一般会計歳入額は約269億円だ。一方、「発電所関係3社固定資産税(土地・家屋・償却資産)の課税見込み」額は40億3000万円。さらに同市には、約11億円の「電源立地地域対策交付金」も交付されている。原発関連の歳入は、合わせて51億3000万円。これは、市の総歳入額の19.1%を占める。
 原発に依存しているのは、民間も同じだ。原発がなくなれば、雇用されている従業員は、数百人規模で解雇されるのだろう。周囲の飲食店やビジネスホテルなどの売り上げも激減する。
 原発が止まれば、街全体が傾くのだ。だから、福島の事故が起きた後でも、7割以上の市民が原発の運転を望んでいる。

 これは、まさに日本全体の縮図だ。

 敦賀市に住んでいる人たちも、原発事故は恐ろしいはず。でも、今すぐ原発を止めることはできない。なぜなら、原発がなくなれば、己の家族や友人たちが飢えてしまうからだ。彼らは、リスクとリターンをはかりに掛けた上で、苦渋の選択をしているのである。
 日本国民が突きつけられている課題も、構造は全く同じだ。日本中の原発を止めれば、原発事故で犠牲になる人はいなくなるかもしれない。でも、電力不足で製造業などが大ダメージを受け、大不況が到来して自殺者や犯罪被害者は増える。

 どちらの道に進んでも、僕らは苦い杯をあおらなきゃならない。でも、どうせ苦しい道なら、せめて少しでも明るい方向を見いだし、そちらに歩みたいのだ。今の僕にとっては、「安全性を確保しながら、当面は原発を運転。その間に、代替エネルギーの開発を最大限急ぐ」という行き方が、進むべき道だと思われるのである。

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