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猫ひろしさんは、日本で上位600~700番目のランナー?

東京マラソン3位・川内さん

 やったぞ、日本代表だ――。27日に行われた東京マラソン2011(読売新聞社など共催)で、久喜市鷲宮、県立春日部高校事務職員の川内優輝さん(23)(埼玉陸協)が2時間8分37秒で日本人トップの3位に入賞した。

(2011年2月28日 読売新聞)

猫ひろし、驚異の2時間37分49秒/マラソン

 東京マラソン2011(27日、新宿・都庁前発、有明・ビッグサイト着)タレントの猫ひろし(33)がフルマラソンの部に出場し、2時間37分49秒で完走、男子で101位という好成績を挙げた。このタイムは1910年代の世界最高記録に近い。猫は2010年の東京マラソンで2時間55分45秒で完走しており、昨年の記録を18分近く更新した。

(2011年2月27日 サンケイスポーツ)

 市民ランナーの川内優輝選手が、日本人トップでゴール。また、タレントの猫ひろしさんが、2時間30分台という好記録をたたき出した。今年の東京マラソンは、なかなか話題豊富な大会だったと思う。

 川内選手と猫さんの素晴らしさを伝えるため、まとめたのが下の表だ。
 現在、日本陸上競技連盟が主催、あるいは後援している男子フルマラソンの大会は7つ。2010年3月7日に行われた「びわ湖毎日マラソン」から、昨日行われた「東京マラソン」までの7大会で、2時間10分、2時間20分、2時間30分、そして猫ひろしさんの記録2時間37分49秒を切った日本人男子選手が何人いるか算出してみた。

  ~2h 10′ ~2h 20′ ~2h 30′ ~2h 37′ 49″
びわ湖毎日マラソン 0人 18人 94人 131人
長野マラソン 0人 5人 15人 31人
北海道マラソン 0人 2人 20人 38人
福岡国際マラソン 0人 11人 55人 141人
防府読売マラソン 0人 4人 21人 45人
別府大分毎日マラソン 0人 9人 33人 94人
東京マラソン 2人 22人 47人 90人
合計 2人 71人 285人 570人

 この1年間で2時間10分以内にゴールした日本人ランナーは、川内選手と、やはり東京マラソンに出場して4位入賞した尾田賢典選手だけ。日本人選手が2時間10分を切ったのは、2008年12月の福岡国際マラソン(入船敏、藤原新、佐藤智之の3選手)以来、3年ぶりのことだ。さらに、川内選手は実業団に所属していない「市民ランナー」。そのことが、彼の偉業をさらに際立たせている。

 猫さんの記録も輝かしいものだ。表に示した7大会で、猫さんより良いタイムでゴールした日本人男子選手は、延べ570人。複数の大会に出ている選手もいるため、「猫さんより速い選手」の数は、さらに少なくなる。一方、日本国内には、他にも数多くの市民マラソン大会も存在する。しかし、優勝タイムは2時間20分台で、猫さんのように2時間40分を切る選手も2ケタ届くか届かないかというケースが多い。
 これらを考え合わせると、猫さんは現在、「日本で600~700番目に速いランナー」と見てもいいのではないか? 

 ちなみに、日本プロ野球選手会の公式サイトにある「2010年シーズンの年俸調査結果の発表」ページによると、プロ野球の支配下公示選手は742人。また、東京大学サイトの「学部学生の入学状況(平成22年度入試)」によれば、同学の入学者数は3094人(こちらは女性も含んだ数字だが)。これらと比較すると、「日本で600~700番目のランナー」、かなり凄いことじゃないかと思うのだ。

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白鵬の63連勝は「5万0739回に1回の奇跡」?

【大相撲】白鵬、稀勢の里に敗れ63連勝でストップ 双葉山に及ばず史上2位 九州場所

 大相撲の東横綱白鵬(25)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル・ウランバートル出身、宮城野部屋=が15日、福岡市博多区の福岡国際センターで行われた九州場所2日目に平幕の稀勢の里に敗れ、初場所から続いた連勝は63でストップ、戦前に双葉山が記録した史上1位の69連勝には届かなかった。白鵬の63連勝は双葉山に次いで史上2位。

(2010年11月15日 msn産経ニュース)

 白鵬の連勝記録が、63で止まった。双葉山の69連勝には届かなかったが、これはものすごい記録だと思う。

 Wikipediaの「横綱」の項によると、双葉山以降の「大横綱」の、横綱在位中の戦績は下記の通り。

  勝ち 負け 勝率
双葉山 180 24 88.2%
大鵬 622 103 85.8%
北の湖 670 156 81.1%
千代の富士 625 112 84.8%
貴乃花 429 99 81.3%
朝青龍 463 91 83.6%
白鵬(2010年11月15日まで) 274 28 90.7%
7人の合計 3263 613 84.2%

 双葉山、大鵬、北の湖、千代の富士、貴乃花、朝青龍、そして白鵬の戦績を合計すると、3263勝613敗。勝率は84.2%となる。0.842の63乗は0.0000197。つまり、これらのそうそうたる大横綱であっても、63回相撲を取って全勝できる確率はわずか0.00197%。5万0739回に1回しか達成できない奇跡だったのである。
 6人の大横綱に比べて、白鵬の勝率はずば抜けて高い。本日現在の横綱在位中勝率は、90.7%にも及ぶ。しかし、0.907の63乗と考えても、たったの0.213%にすぎない。469回に1回しか起こらない、稀な出来事なのだ。

 白鵬の63連勝は、押しも押されもしない偉業だ。しかし、別の観点からみれば、寂しいことでもある。つまりこの大記録は、現在の角界に白鵬を脅かすライバルがいないことも、如実に表しているのだ。
 北の湖には輪島、貴乃花には曙という好敵手がいた。彼らが繰り広げた名勝負こそ、その時代の「華」だったのである。そして本来、白鵬の前には朝青龍が立ちはだかるはずだった。ところが、予期せぬ朝青龍の引退によって、白鵬は孤高の存在になってしまった。
 白鵬は25歳。これからが脂ののりきる時期といえる。それだけに、白鵬と互角に戦える力士が早く出てこないだろうか。それが、不祥事などで人気低落傾向の大相撲にとって、最大の贈り物になると思うのだ。

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東京マラソンのスタート時は、2畳に3人がひしめく大混雑

東京マラソンの定員増検討へ=石原知事

 東京都の石原慎太郎知事は3日の記者会見で、来年2月27日に実施される第5回東京マラソンの参加申込者数が過去最高を更新したことに関連し、「警察と相談しながら需要に応じていきたい」と語り、将来的に定員増を検討していく考えを明らかにした。

(2010年9月3日 時事ドットコム)

 「東京マラソン2011」は、狭き門だ。

 公式サイトの「申込状況」ページによれば、第1回大会の申込者は9万5044人。その後、15万6012人(第2回)、26万1981人(第3回)、31万1441人(第4回)と右肩上がりに増えてきた。そして今回の申込者は、マラソン29万4469人、10キロメートル走4万0678人。合計33万5147人に達したという。
 これに対し、マラソンと10キロメートル走を合わせた定員数は3万5000人。倍率は9.6倍で、10人のうち9人は落選する計算だ。僕の周りにも、半ば諦めつつ応募したという人がたくさんいた。それだけに、石原都知事の定員増発言は、多くの人に歓迎されるに違いない。

 ところで、東京マラソンといえば、スタート直後の混雑ぶりが有名。このときの「人口密度」がどのくらいになるのか、考えてみた。

 多数のランナーが参加するマラソン大会の場合、スタートライン付近には招待選手などのトップランナーが立ち、その後は持ちタイム順に市民ランナーが続くのが普通。そして最後尾には、最も遅いランナーが配される。
 東京マラソンの制限時間は7時間。つまり、3万数千人の最後尾は、42.195キロメートルを7時間程度、時速6キロメートルほどで走る人が占めることになる。一方、2010年大会公式サイトの「よくある質問」によると、最後尾の走者がスタートラインを通過するまで20分程度かかるそうだ。ということは、集団の最後尾からスタートラインまでの距離は、時速6キロメートルの人が20分で進める距離、すなわち、2キロメートルとなる。
 コースムービーを見てみると、スタート地点の道幅は6車線分ほど。また、東京都建設局道路建設部ホームページによると、幹線道路の1車線は3.25メートル。よって、コース幅は3.25メートル×6車線=20メートル程度と考えていいだろう。
 つまり東京マラソンのスタート時には、幅20メートル、長さ2キロメートルの範囲に3万5000人が並ぶことになる。1人あたりの面積は、20メートル×2000メートル÷3万5000人=1.14平方メートル。開始直後は、2畳ほどの広さに3人のランナーがひしめきあって走っている。二重の意味で、「狭き」レースなのである。

 ちなみに、定員が10万人になれば、抽選の倍率は3.4倍に緩和される。ただし、その場合、スタート時の列の長さは6.8キロメートル。これは、都庁-東京駅間の直線距離に匹敵する。これだけ長い列を待たせておくスペースを用意するだけでも、大変なことだ。

 参加人数が多ければ、それだけたくさんの人が走る喜びを得られる。しかし、会場の都合などを考えると、大幅な増加は難しいのだろうな。

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